佐川急便／ＷＷＦのＣＯ2削減プログラムに参加

佐川急便（株）は、ＷＷＦジャパン(財団法人世界自然保護基金ジャパン)と、気候変動問題の解決に取り組むための覚書を取り交わした。
ＷＷＦでは、世界の環境対策に先進的な企業に向けて、ＣＯ2などの温室効果ガスを削減する「クライメート・セイバーズ・プログラム」への参加を呼びかけており、すでにＩＢＭ、ジョンソン＆ジョンソン、ナイキなどのグローバル企業が参加しているが、日本企業としては参加表明第１号で、物流業界としては世界初。
佐川急便とＷＷＦジャパンは同協定の締結に向け、今後１年間のＣＯ2排出量を測定、第三者機関の認証の結果から目標を再設定し、ＷＷＦとクライメート・セイバーズ・プログラムの協定を結び、ＣＯ2排出量削減取り組みを行う。
現在、全社規模の目標として、事業用トラックから排出されるＣＯ2の総量を６％削減することに相当するCNG（天然ガス）車6000台を2012年までに導入する目標を立てているが、目標のベースラインを第三者機関が認証・検証することによって、取り組みを確実で透明性のあるものにし、さらに環境ＮＧＯであるＷＷＦが評価することによって客観的評価が行われる事が重要であると考えている。