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大林組、NEC/共同で「CI-NET ASPサービス」対応の「電子契約システム」を開発、導入

2002年05月09日/未分類

(株)大林組は、日本電気(株)と共同で、業界標準EDI「CI-NET LiteS」に準拠したASPサービス「CI-NET ASPサービス」対応の「電子契約システム」を開発し、建設業界で初めて導入した。
今回導入した「電子契約システム」は、NECが昨年9月に発売を開始した「CI-NET LiteS」実装規約(Ver2.0)に対応したEDIツール「C-TRADE」を装備。「C-TRADE」は、既存の購買システムなどの社内業務システムとの連携を図りながら「CI-NET LiteS」対応のシステムを構築できるツールで、今回の「電子契約システム」に採用した。
「CI-NET LiteS」は、企業間商取引等の情報を電子的に交換するEDIの業界標準規約。昨年5月に公開された「CI-NET LiteS」実装規約(Ver2.0)は従来の対象業務であった購買見積業務に加えて設備見積、建築見積、注文・注文請けまで対象範囲を拡大している。
「CI-NET ASPサービス」向けのシステムは現在、大林組、鹿島、清水建設、竹中工務店のゼネコン4社で共同開発中。その運用については、NTTデータ、鹿島、清水建設、大成建設、大林組、竹中工務店、日本オラクルが設立し、建設産業向けのeマーケットプレイス事業を展開しているコンストラクション・イーシー・ドットコムに委託する予定となっている。
今回導入した「電子契約システム」は、コンストラクション・イーシー・ドットコムで8月からサービスを開始する予定の「CI-NET ASPサービス」に対応する。
大林組では、「CI-NET ASPサービス」に対応した電子契約システムをいち早く導入することで、率先して業界内での電子契約の普及を促し、契約者双方のメリットとなる契約事務処理の合理化と経費節減を図っていく。

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