国際紙パルプ商事／ケーピーピー共同物流を設立

国際紙パルプ商事（株）は関係卸商との協調の基、物流の共同化(共同保管、共同断裁、共同配送)を推進しトータルコスト低減と競争力強化の観点から新会社「ケーピーピー共同物流（株）」を設立した。
昨今の紙流通市場は、需要の減少に加え、多品種少ロット、多頻度短納期化が常態化しており、この市場を担う卸商の経費増は大きな経営圧迫要因となっており、卸商各社は、既にこの2～3年で物流面に係る在庫及び傭車減等のスリム化を図ってきているが、卸商個々では現状以上の合理化は限界となっている。
共同物流の特徴として参加卸商がそれぞれ現在保有する物流業務全般を、一切ケーピーピー共同物流㈱へ統合することにより、トータル物流コストの低減が行える。一方物流システムを導入（物流センターシステム、配送管理システム、断裁管理システム、配車支援システム）することにより卸商システムとのオンライン化により正確性、効率化が図れ、業務の機能強化となる。
ケーピーピー共同物流概要
社名：ケーピーピー共同物流株式会社
資本金：3 000万円
設立：平成14年4月10日（営業開始同年8月19日）
本社：東京都中央区明石町6‐26
事業所：千住事業所（足立区千住関屋町9‐1）
物流基地：ケーピーピー共同物流株式会社　千住事業所
（足立区千住関屋町9‐1　太成倉庫内）
倉庫規模：延床面積　2 000坪
保管能力：5 500トン
配送数量：2 000トン（月間・卸商配送数量）