ヤマトシステム開発／新センター建設で企業のＥ－ビジネス化・ＳＣＭを支援

ヤマトシステム開発（株）は、第三番目のデータセンターを新たに建設する。
同社は、１９８４年のＮＴＴ世田谷ケーブル火災時の経験を踏まえ、現在、東京と大阪の２大センター体制で運用を行っているが、昨今のアウトソーシング需要やインターネットを活用したＥビジネス化の需要を考慮し、三番目のデータセンター（江東区東陽町）を新設する事にり、２００３年４月開所を予定している。
新センターは、インターネットデータセンター（IDC）の機能とともに、延床約12500㎡、22Kv×３系統受電、365日24時間ノンストップ、免震構造などによる高信頼性、セキュリティ、ブロードバンド対応し、同社の受注から物の配送までをフルアウトソーシングする事ができる複合施設となっている。
グループ力を活かした、ネット受注や仕入先、取引先業者とのオンライン受発注（ヤマトシステム開発）、決済（ヤマトコレクトサービス）や配送（ヤマト運輸）を含めたトータルサービスにおいて、機能を発揮するセンターとなる。
ヤマトシステム開発では、新しく建設するこの新データセンターで、サーバーハウジングから業務のフルアウトソーシングまで対応させ、事例では、カード会社の各種データ処理などがあげられる。このため、企業のコスト削減・ビジネスプロセスの効率化、ＳＣＭの支援に至るまで、事業拡大のインフラとして提供していく計画。