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コンパックコンピュータ、TIS/国内初、Oracle9i RACの導入コンサル、サービス提供

2002年05月30日/未分類

コンパックコンピュータ(株)とTIS(株)は、日本オラクルのクラスタ・データベースシステム「Oracle 9i Real Application Clusters(以下:Oracle9i RAC)」を基盤としたシステム導入コンサルティングからシステム・インテグレーションおよびサービスの提供で協業する。
Oracle9i RACのソリューション提供に関して、Oracle9i RACの技術を核に企業ユーザ向けにシステム構築、システム・インテグレーション・サービスを提供する協業は国内ではこれが初めて。
協業の内容
(1)国内初の協業マーケティング
同協業に基づき、コンパックとTISはオープンなクラスタ環境による基幹業務システムの構築やメインフレーム・システムのダウンサイジングを目指す顧客に対し、コンパックが提供する64ビット超高速UNIXサーバ「AlphaServer(アルファサーバ)」とTISが持つコンサルティングからシステム開発、運用・保守までのノウハウを組み合わせ、Oracle9i RACを核とするトータルなクラスタ・ソリューションを提供する。
(2)検証センターの共同運用
Oracle9i RACを核としたビジネスを推進するために日本オラクル社内に開設した「コンパックRACソリューション・センター(CRSC)」のコンパック、TISによる共同運用をすすめる。
同センターでは両者エンジニアにより企業ユーザ向けにTru64 UNIX、TruClusterおよびOracle9i RACで稼働するアプリケーションの共同開発を行うとともに、既存のアプリケーションをOracle9i RACのクラスタ環境に向けて再構築する。
コンパックとTISは今回初めて、こうしたインフラを用いて企業ユーザに対してコンサルテーションやアプリケーション開発を行う検証センターの共同運用を開始する。
(3)共同セミナー開催
コンパックとTISはクラスタ・ソリューションに関する技術セミナー「Unbreakable Cluster Solutions 2002」の開催など、共同マーケティング活動を展開する。「Unbreakable Cluster Solutions 2002」は、第一弾として5月31日(金)に東京・天王洲のコンパック本社で開催、その後同様のセミナーを継続して開催していく予定。
(4)Oracle9i RACクラスタ・データベース・ソリューションのパッケージ発表
TISの豊富なクラスタ・システム構築経験とコンパックの誇るUNIXクラスタ技術を基に最高の可用性、拡張性を実現する。
Oracle9i RACは、Oracle9iを基盤とするパラレル・データベース・クラスタ・ソリューション。従来の「Oracle Parallel Server(OPS)クラスタ」の後継システムとして、信頼性や可用性、拡張性を中心にさまざまな機能を強化している。
Oracle9i RAC の開発は、コンパックのUNIXである「Compaq Tru64 UNIX」がその開発プラットフォームおよびリファレンス・プラットフォームとして採用されるなど、コンパックとオラクルは共同で同クラスタ・ソリューションの普及を目指してきた。
コンパックとTISの協業は、金融、製造業、流通サービス業、公共・官庁など多岐にわたる業種を対象とし、またアプリケーション開発においてもCRM、SCM、EDI、ERP、Eコマース、ブロードバンド・システムなどあらゆる分野に対応する。

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