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商船三井/米大手靴小売にコンソリデーション・サービス提供

2007年12月13日/国際

商船三井は12月12日、米大手靴小売店のシュー・カーニバル社から中国・香港でのバイヤーズコンソリデーション(買付物流)のコンソリデーター(混載業者)として選定され、サービスを開始したと発表した。

シュー・カーニバル社からは、グループのMOLコンソリデーションサービス・リミテッド(香港)が提供するアジア地域でのコンソリデーターとしての実績とともに、コンテナ船サービス、戦略的事業パートナーである近鉄エクスプレスによる国際航空輸送サービスや通関サービスなどの組合せが高く評価されたとしている。

また、これらのサービスを利用するシュー・カーニバル社の貨物情報を、MOLコンソリデーションサービス・リミテッドのシステム「STARLINK」で一括提供することで、同社のロジスティクスの高度化を可能とし、今回の業務受注に至ったという。

商船三井では、バイヤーズコンソリデーションをOCB(オーシャン・コンソリデーション・ビジネス)と名付け、強化に取り組んでいる。グループのMOLコンソリデーションサービス・リミテッドが主体となり、欧米の小売業者やアパレル業者向けに中国などアジア地域発貨物のコンテナ混載を行う。

バイヤーズコンソリデーションは、買い付け物流と言われ、欧米の小売業者などが主にアジア地域の複数の工場で生産された商品を買い付け、船積地でコンテナに混載して輸送する物流形態。少量・多品種の小口貨物を目的地別に混載することで、個別に輸送する場合に比べ輸送費を大幅に削減することができ、効率的な輸送を実現する。

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