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NTT東日本、SAPジャパン/モバイルソリューション開発、セールス・マーケティング活動で協業

2002年06月06日/未分類

東日本電信電話(株)(以下:NTT東日本)とSAPジャパン(株)は、モバイルソリューションの開発とセールス・マーケティング活動における協業体制を構築し、6月5日より本格的な「SAP R/3」対応モバイルソリューションの提供を日本国内で開始する。
協業の一環で、NTT東日本は、ブラウザフォンやPDAなどのモバイル端末から「SAP R/3」へアクセスが可能になる「モバイルプラットフォーム」と、そのプラットフォーム上で利用可能な「業務シナリオ」を含む「NR 3000モバイルテンプレート」を開発した。
SAPの認定するモバイルテンプレートをパートナーとして開発したのは世界初。今後両社は、同テンプレートを活用して企業のモバイル・ワーカーを支援することで、顧客満足度向上、営業力強化、業務効率化などの企業の経営課題に新たな解決策を提供していく。
「NR3000モバイルテンプレート」は、1) 基幹業務システムとの密接な連携、2)セキュリティの確保、3)開発工数の削減(従来の1/2程度まで)による工期短縮、の3点が特徴であり、「SAP R/3」にモバイル端末から容易かつ安全にアクセスするための「モバイルプラットフォーム」とそのプラットフォーム上で利用可能な「業務シナリオ」を提供する。
この「業務シナリオ」は、在庫照会、価格・納期照会、製品情報照会、注文登録、購買依頼登録、承認業務など基幹業務システムと直結したものとなっており、例えば、1) 商談現場や移動中に顧客から直接問合せや注文を受ける機会の多い卸売業の営業業務、2) メーカーのセールスエンジニアが行う、訪問先での機器、部品などの販売や保守、メンテナンス業務、3) フランチャイズ店、代理店、デパート、百貨店店舗などで行う簡易受発注業務、などの業務で発生する問題の解決を図り、経営に寄与することができる。
今後、両社は、既に「SAP R/3」を導入している企業及び新規に「SAP R/3」を導入する企業をあわせ、初年度は10社程度に、今後3年間で100社以上に本ソリューションを提供することを目指す。

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