LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

トヨタ自動車、三菱商事/地域医療支援事業の新会社「グッドライフデザイン」設立

2002年06月10日/未分類

トヨタ自動車(株)と三菱商事(株)は共同で、地域医療機関の経営改善と相互連携を支援するアウトソース事業、並びに患者・地域住民向けに各種ヘルスケア関連商品・サービスを提供する新会社「(株)グッドライフデザイン」(本社:愛知県豊田市)を6月25日に設立する。
新会社は、資本金を260百万円とし、トヨタが51%を、三菱商事が49%を出資する。代表取締役社長には加藤隆康(トヨタ 安全衛生推進部 部長)が、また代表取締役副社長には田村栄作(三菱商事 ヘルスケア事業ユニット ユニットマネージャー)が就任する。
トヨタは、地域中核病院であるトヨタ記念病院を核とした“健康で安心して暮らせるまちづくり(メディカルケアランド構想)”を目指しており、各種病院アウトソース事業のノウハウを持ち、ヘルスケア事業に力を入れている三菱商事と共同で、地域医療支援事業を事業化することとした。
新会社は、地域中核病院の非医療部門を中心に、高度で専門的な機器・スタッフを独立させ地域で共有化することにより、医療資源の効率的活用と適切な情報共有を促進し、健康・医療・介護が一体化した質の高い地域ヘルスケアサービスの実現を目指す。
具体的には検体検査や医療事務、IT業務といった医療周辺サービスを地域医療機関より受託する。また調剤薬局運営や、地域の医療機関・薬局と医薬品等の共同購入も行う。さらに、地域中核病院の退院患者を対象に、入退院計画に基づいた介護保険認定、ケアプラン作成、ならびに介護用品レンタル・販売、福祉車両の紹介、住宅改修、シニア住宅の運営等を通じ、「一人ひとりのグッドライフデザインを実現する」ためのサービスを提供していく。
新会社は初年度からの黒字化、及び5年以内に西三河地区において約60億円の売上を目標としている。本事業は多店舗展開によるスケールメリットを狙う従来のビジネスモデルとは異なり、地域医療機関との連携をベースに多様なサービスを提供する地域完結型・地域密着型ビジネスモデルの構築を目指す。
また将来は、国立病院・国立大学付属病院、自治体病院ならびにそれらの周辺医療機関を対象として、本事業のノウハウを他地域にも応用展開していく予定。
新会社概要
「株式会社グッドライフデザイン」の概要
社名:株式会社グッドライフデザイン
設立:平成14年6月25日(火)
事業内容:
(1)地域医療機関の経営改善と相互連携をサポートするアウトソース事業
(2)患者・地域住民向けに各種ヘルスケア関連商品・サービスの提供を行う介護・生活サービス事業
資本金:260百万円(トヨタ自動車 51%、三菱商事 49%)
本社:愛知県豊田市平和町1-66
役員:代表取締役社長(非常勤) 加藤 隆康(トヨタ:安全衛生推進部 部長 )
従業員:設立時5名程度(平成15年度末 約50名)

関連記事

未分類に関する最新ニュース

最新ニュース