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センコー/積水化学工業の関西地区物流業務、引き受け

2002年07月01日/未分類

センコー(株)は積水化学工業(株)環境・ライフラインカンパニーのSCM構築をサポートするサプライチェーン・ロジスティクスの提供を推進しているが、その一環として、昨年4月から浦和流通センターで東日本地区の物流業務を引き受け、ことし8月からは第2ステップとして、積水流通センター大阪営業所で行われていた関西及び中・四国地区の物流業務も引き受けることになった。
積水化学工業の環境・ライフラインカンパニーでは、同社のインターネットによる顧客への製品・技術情報発信や受注システムを組み込んだ、商流の基幹情報システムである「i-FRONT」を稼働されているが、これにセンコーのITを駆使した物流オペレーションシステムである「ベストパートナーシステム(BPS)」を連結させ、SCM構築をサポートし、物流の合理化・効率化を図る取り組みを共同で進めている。
環境・ライフラインカンパニーでは、雨樋・波板等の建材製品、塩ビ継手等の管工機材製品の入出庫、保管、流通加工、ピッキング、出荷検品、輸送等までの物流業務を、センコーにアウトソーシングし、昨年4月から浦和流通センター(さいたま市)で、関東・中部等の東日本地区の物流業務をスタートさせていた。
ことし8月からは、第2ステップとして、積水流通センター大阪営業所で行われていた北陸・近畿・中国・四国の物流業務についても、センコーの既設の守山PDセンター(滋賀県守山市、保管面積5 140坪)の1 800坪と、既設の大門物流センター(滋賀県守山市)敷地内に建設中の新倉庫(保管面積約1 800坪)の計3 600坪を使って引き受け、BPSを使って業務運営する。
業務内容は、環境・ライフラインカンパニーのSCMセンターから、センコーに出荷指示データがEDI送信され、そのデータをもとに、製品ピッキング、出荷検品、配送等を行う。 特に、製品補充・他拠点へのストック移転等を効率的に行うとともに、大口ユーザーである住宅メーカーへの邸別出荷業務の高度化を図る。
入庫検品やピッキング指示、出荷検品は、すべてPHS無線ハンディーターミナルを使ったバーコードロジスティクスシステムで、一貫して行い、オーダー情報と輸送車両をコンピュータでシミュレーションして割当てる配車支援システムと、積込み検品システムで製品を正確に配送し、製品の配送状況は、貨物追跡システムで情報提供する等、物流オペレーションはBPSを使って行う。

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