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いすゞ自動車、ヤンマー/産業用ディーゼルエンジンの相互供給で合意

2002年07月08日/未分類

いすゞ自動車(株)(以下:いすゞ)とヤンマー(株)(以下:ヤンマー)は、両社の産業用エンジン・ビジネス強化のため、 2002年内を目途に両社商品の相互供給を開始していくことで、合意した。
スケジュールは、今後両社で検討していくが、年内には一部機種の供給を開始し、以降段階的に対象機種を広げていく。供給機種については、両社開発部門を中心としたプロジェクト・チームにより、検討を行う。
両社は産業用ディーゼルエンジンに関し、現在それぞれがフルラインナップによるビジネスを展開しており、この分野での両社合わせた生産台数は今年度で約47万基を計画している。その中で、いすゞは排気量4リッター以上の大型産業用エンジン、一方、ヤンマーは4リッター未満の小型を主力としている。
両社は、近年横ばい傾向の続く、産業用エンジン・ビジネスにおける選択と集中を進め、それぞれの持つ得意分野に特化することで、収益向上を図ることとした。このため、いすゞから排気量4~5リッター・エンジンをヤンマーへ供給し、ヤンマーは0.5~3リッター・エンジンをいすゞへ供給する。
これにより両社は、開発・生産リソースを得意分野に集中し、更に商品差別性を高め、一層の競争力強化を図っていくが、販売は従来通りそれぞれのルートを通じて市場投入していくこととなる。

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