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ヤンマー/グローバル部品物流センター来春稼動、投資額33億円

2007年02月02日/物流施設

ヤンマー(株)の物流子会社、ヤンマー物流サービス(株)は2月1日、海外向け補修部品の輸出強化を図るため、神戸市より事業用地を取得し、新パーツセンターとして「神戸センター」を2008年4月稼動予定で開設する。総投資額33億円。

同社では近年、エンジンなどの製品輸出が増大しており、これに伴い大阪PCで保管する部品の量も増え、在庫能力が不足しつつあった。

さらに、2012年におけるグループ海外売上比率50%を目標としており、今後一層の海外向け補修部品の安定供給が要求されるとともに、大阪PC周辺では、JR東西線開通により宅地化が進み、大型貨物の運行など今後安定した物流活動が期待できない状況になりつつあった。

このため、大阪PCの機能を継続・拡大するとともに、ヤンマーグループにおけるグローバルサービス拠点として、「神戸センター」を神戸ポートアイランド内に設置するもので、神戸センターは、大阪PCの約1.5倍の在庫能力を持つとともに、パーツの仕組みなども行う。

なお、ヤンマー物流サービスは、ヤンマーグループにおける物流全般を扱う会社として、全国6カ所に製品・部品を保管するセンターを有しており、その一つ大阪パーツセンター(大阪市西淀川区、以下大阪PC)において、海外向け補修部品の保管を行っている。

「神戸センター」の概要
名称:ヤンマー物流サービス(株)神戸センター
所在地:神戸市中央区港島南町3-5
土地面積16,500㎡
建物面積8,450㎡
延床面積15,080㎡
総投資額:約33億円
建設開始時期:2007年2月
操業開始時期:2008年4月(予定)
主な業務内容:海外向け部品の保管・出荷、エンジン部品の組立・加工

ヤンマー物流サービス(株)概要
本社所在地:大阪市北区茶屋町1-32
代表者:大庭謙二
資本金7,000万円
設立2001年9月
年商84億円
従業員数180名(2006.12.20現在)
主な業務内容:ヤンマーグループ内の製品・部品の運送、倉庫保管、製品・部品の荷役、包装、梱包など

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