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KDDI/「GPSケータイ」を利用した位置情報管理サービス「GPS MAP」提供

2002年07月21日/未分類

KDDI(株)は、第3世代携帯電話(CDMA2000 1x)の「GPSケータイ」による高精度の測位機能を利用し、車輌の運行管理はもとより営業活動や保守要員の管理など幅広い法人ニーズに対応する位置情報管理サービス「GPS MAP」(ジーピーエス・マップ)を提供する。
同社では、GPS(全地球測位システム)衛星と無線基地局の信号に基づく正確な位置情報が得られる同社独自の「GPSケータイ」は、パーソナルユースのみならず法人向けソリューションの中核をなすエレメントとして、様々な業務領域での活用が見込まれている。
今回開発した「GPS MAP」は、低廉な導入コスト、ランニングコストで簡便に位置検索システムが構築できるコストパフォーマンスに優れた汎用型の法人向け位置情報管理サービス。
宅配、集配、セールス、保守、介護、医療、警備、イベントをはじめとする分野で、端末を所持した車輌、要員の所在地を顧客のPC画面で一元的にリアルタイムで把握でき、移動履歴や作業状況などの情報も表示できる。
また、PCから端末へのメッセージ送信機能もサポートしているのでクイックレスポンスの作業指示ができ、大幅な業務効率の向上が可能となる。
1.概要
位置情報管理サービス「GPS MAP」は、トラックなど営業用車輌の運行管理やルートセールスをはじめとする要員管理など、高精度な位置情報を利用して簡便に業務効率向上を図りたい、という法人ニーズの増加に対応するもの。
「GPS MAP」は、市販の「GPSケータイ」とインターネットに接続されたPCのみで構成され、多額の設備投資や特殊な装置等が不要な汎用型ASPシステムであるため、低廉なコストで導入できる。
また、アプリケーション運用はKDDIが行うため、システム導入後も顧客のシステム管理の負荷は最小限となる。
2.主な特長
・センター(PC)から携帯端末(GPSケータイ)に対して能動的に位置情報の確認を求めるセンタープッシュ機能を実現したことで、携帯端末からの報告を待つことなく、リアルタイムで的確な位置情報の把握が可能。
・位置情報確認の他、メッセージの送信による機能を活用し、運転中や商談中といったスタッフの状況を気にすることなく、業務連絡を効率的に行うことができる。
・携帯端末側の設定により、移動中・商談中・食事中・休憩中・打合せ中といったスタッフの作業状況をセンターで把握することも可能。
・「GPSケータイ」に表示されるマップは4段階、PCに表示されるマップは6段階の縮尺を選択できるため、広域の運行管理から都市部や繁華街における要員管理まで幅広く利用できる。
・営業用車輌やルートセールスの移動履歴をセンターのマップ上で確認できるため、車輌の稼動状況の管理業務や日報などの申告業務を効率化することが可能。
・携帯端末にはセンターからの位置検索を拒否するプライバシー設定機能を搭載し、オフタイムのプライバシー保護にも配慮している。
3.提供開始時期
10月1日(予定)
4.提供料金
管理PC側利用料として月額約1000円/台、携帯端末側で月額約2000円/台を予定(電話料金、パケット料金は別途)。

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