日本電気は5月11日、SDカード型のRFIDマルチリーダーライターの開発と、RFID機能を搭載した携帯電話を使うモバイルクラウドサービスの開発に着手したと発表した。
RFID機能を搭載した携帯電話とモバイルクラウドサービスは今年度内の提供開始を目指す。
リーダーライターはSDカード化し、携帯電話のスロットに実装できるようにする。対応するタグは13.56MHzのものなど8種類で、新たなモバイルクラウドサービスはKDDIと開発を進め、RFIDシステムの構築に必要な共通機能をデータセンターに集約する。
日本電気のPaaS型サービス「BitGate」を、携帯電話端末と携帯電話ネットワーク環境下で使用できるようにする。モバイルクラウドサービス基盤はASP業者やSaaSベンダーにも開示する。