日本IBM／ERP、SCMに特化した子会社設立

日本IBM（株）は、ERP、SCMなどのe-ビジネス・ソリューションに特化した100％出資の子会社「日本アイ・ビー・エム　イー・ソリューション（株）」を設立、10月から業務開始する。
また、地域の顧客へのサービス提供の強化を目的として、札幌、名古屋、福岡にある既存の100％出資SE子会社の体制を10月から増強する。
新会社の概要
社名(仮称)：日本アイビーエム・イー・ソリューション株式会社（略称：ESOL）
本社所在地：東京都中央区明石町（川崎、幕張、大阪、仙台に事業所を配置）
資本金：2億3 000万円（日本IBM100％出資）
社長：伊藤 重光（いとう　しげみつ）
(現・日本アイビーエム・ビジネス・ソリューション株式会社 社長）
業務開始日：2002年10月1日
社員数：当初、350名 – 400名
事業内容：日本IBMの顧客に対するe-ビジネス・ソリューションの提供
なお、日本IBMの100％出資子会社である、日本アイ・ビー・エム情報ソリューション（株）の首都圏及び東北支社、日本アイ・ビー・エム西日本ソリューション（株）、日本アイビーエム・ビジネス・ソリューション（株）は、新会社に統合する。
地域のSE子会社の体制増強
次のような措置により、地域の顧客へのサービス提供を北海道から九州まで、全国くまなく強化する。
・札幌市に本社を置く、100％出資子会社の日本アイビーエム・ソリューション・サービス（株）に、本年10月1日付けでIGSEの札幌支社を統合し、統合後は今までの、全国の金融業界の顧客に対する特化ソリューション提供に加え、北海道地区の様々な顧客へのサービス提供を行う。
・名古屋市に本社を置く、100%出資子会社の日本アイビーエム中部ソリューション(株)に、本年10月 1日付けでIGSEの北陸支社を統合し、統合後は中部及び北陸地区の様々な顧客へのサービス提供を行う。
・福岡市に本社を置く、100％出資子会社の日本アイビーエム西部ソリューション（株）に、九州を中心とした西部地区の中堅企業の顧客へのサービスを担当している日本IBMの「GBサービス事業部　西部サービス」部門を統合し、統合後は西部地区の様々な顧客へのサービス提供を行う。