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日立製作所/グループ内の共通資材インターネットで集中購買

2002年08月01日/未分類

(株)日立製作所は、日立グループ内で使用する共通資材をインターネットによって集中購買する、日立プロキュアメントサービス(株)(以下:HIPUS)を設立し、営業開始した。
日立製作所では、これまで日立グループ各社が使用する消耗品や汎用電子部品、汎用素材などについて、インターネットを通じて集中購買を行い、グループとしての調達コストの低減を図ってきた。
HIPUSは、この資材調達システムの管理運営を行うとともに、日立グループ以外からの調達受託業務の拡大をはかる。
具体的には、非生産財、パーツ、マテリアルの3分野の集中購買サービスであるハードソリューション、調達関連のコンサルテーション業務や、ロジスティック、ネットオークション、コストシミュレータなどのシステム販売を行う、ソフトソリューション、支払資金管理や取引先口座開設など資材調達に関する管理業務の受託の、3つの領域における事業展開をはかっていく。
HIPUSとしては、日立グループ内へのサービス提供はもちろん、グループ外企業へのサービス提供も勧めていく。
これらの事業により、HIPUSでは、2002年度で420億円、2003年度で700億円の売上高を目指す。
日立は、コーポレート・イノベーション・イニシアチブと称する経営効率向上のための各種の施策を実施。資材調達に関しても、調達リニューアルプロジェクトを実施しており、2年間で20%の調達コスト削減を目標に調達仕様・方法の見直しや、インターネットを通じた集中購買の積極的な活用、物流コストの低減などをはかる。
日立プロキュアメントサービスの概要
会社名:日立プロキュアメントサービス株式会社
代表者:取締役社長 後藤誠一
資本金:2 500万円(日立製作所 100%)
設立:2002年6月4日
営業開始:2002年7月1日
所在地:東京都神田駿河台4-6(日立製作所 資材調達事業部内)
就業人員:約30人

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