三菱電機／アデクサ・ジャパンとＳＣＭ製品協業

三菱電機（株）は、アデクサ・ジャパン（株）とＳＣＭ製品の提供に関して協業する。
生産主導型から消費主導型へ、協調型取引形態から開かれた取引形態へという流れに対応するため、企業はそれぞれ、特長あるＩＴ基盤の整備を求められており、その対応策の一つとしてＳＣＭが注目を集めている。
こうした需要の拡大に応えていくため、三菱電機の保有する生産管理ノウハウやシステム構築技術と、製造業分野を中心にグローバル市場で実績のあるアデクサのＳＣＭ製品を融合し、国内を中心とするお客様の多様な要望に対応できる最適なシステムを提供する。
なお、三菱電機グループでは、三菱電機インフォメーションシステムズ（株）がこの事業を担当する。
三菱電機インフォメーションシステムズは、アデクサのＳＩパートナーとして、アデクサのＳＣＭソフトウェア製品群であるiCollaboration Suite(アイコラボレーション スイート)を、顧客に提供するシステムに組み込み販売する。
アデクサは顧客向けセミナーの開催等、販売促進のための活動を共同で実施する。
今後の展開方針
この協業に基づくシステムを、製造業向けから提供開始し、他の業種にも順次拡大させていく方針。
今後、SCMやCRMなどのインターネットを基盤として構築されるシステムの品揃えを強化し、企業内の基幹業務を対象とするERPや製品のライフサイクルを管理するPLM等のシステムと合わせて、企業の多様なシステム構築要求に応えていく方針。