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ジャストシステム、SAPジャパン/国内製造業の活性化に向け提携

2002年08月21日/未分類

(株)ジャストシステムとSAPジャパン(株)は、広範囲に及ぶ戦略的な提携を行うことで合意した。
ジャストシステムのテキスト分析における技術、ノウハウとSAPの基幹業務統合についての技術、強みを組み合わせることによって、真の顧客ニーズをモノづくりに活かすことのできる新しいビジネス・ソリューションを提案し、国内製造業の活性化に貢献する。
両社は具体的な提携として、CRM分野において技術および販売上の協業を行い、続いてエンタープライズ・ポータル、PLM(プロダクト・ライフサイクル・マネジメント)の分野へと協業の領域を順次拡大する。
国内の製造業がかつての競争力を取り戻すためには、より一層激しさを増している顧客ニーズの多様化や製品ライフサイクルの短期化に対応することが決め手となっている。この顧客ニーズを満たすに、設計・開発における従来型の「製品志向」の発想を、より顧客の要望に沿った「顧客志向」の発想に転換する必要があり、問い合わせ対応や修理サービスといった業務でも、顧客の声に応じたサービスの提供を可能にする、新たなビジネスプロセスの構築が求められている。
ジャストシステムとSAPジャパンではこうした背景を踏まえ、日本の製造業を活性化させるため、両社製品の強みを組み合わせ、顧客情報や顧客の声を経営に注入し活かすソリューションを提供しする。
SAPジャパンが提供する「mySAP CRM」ソリューションで、マーケティングからセールス、サービスに至るあらゆるビジネスプロセスで発生する膨大な顧客取引情報をSAPのデータウェアハウス製品であるBW(ビジネス・インフォメーション・ウェアハウス)に蓄積し、ジャストシステムの「ConceptBase」によるテキストマイニング(テキスト分析)を通して、製品別の販売傾向や修理・保守サービスなどの実績値を定量的・定性的に把握することが可能となる。
これにより、コールセンターなどに寄せられる問い合わせやクレーム情報など、大量に蓄積された顧客の生の声から、製品不具合の発生傾向や規則性などを発見する。
また、顧客の生の声を定性的に分析することにより、取引情報などの定量分析だけでは発見が難しい不具合の理由や原因を想定できるようになる。リコールや異物混入など、定量分析では把握しにくい影響力の高い現象に対する警告情報も得られる。
SAPのCRMソリューションとジャストシステムのConceptBaseを組み合わせることにより、顧客から得られる情報への以下の対応が可能になる。

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