日本アイ・ビー・エム、コベルコシステム／既存システムを効率的に連携・統合

日本IBM（株）とコベルコシステム（株）は、顧客の経営課題を解決するソリューションを提案する場として、「e-biz ソリューション・センター」を、日本IBM大阪事業所(大阪市西区)イノベーション・センター内に共同で開設する。
同ソリューション・センターは、西日本で初めて、CrossWorlds(R) のソリューションのデモと提案をする。CrossWorldsは、CRMやERPなどのパッケージ・ソフトウェアを、短期間に低コストで連携・統合することができる製品。
個別に導入されているCRMやERPのソリューションを連携・統合することにより、企業内に散在していた業務プロセスが自動的に連携し、業務スピードや正確さが向上する。
例えば、ERPを導入済で受発注情報、在庫情報などを保有している企業が、コールセンターなどのCRMソリューションと連携することで、顧客からの注文状況確認などの問い合わせへの迅速かつ的確な情報提供ができるようになる。
e-biz ソリューション・センターの概要。
・セミナーの開催
ERPやCRMといった様々なe-ビジネスのソリューションに関して、無料でセミナーを開催。当初は月2回の開催で、順次メニューと頻度を増やす予定。
・デモの実施
各種ソリューションのデモを行う。
・顧客のシステム環境の再現
導入後にシステムの拡張や変更が必要になった場合、顧客のシステム環境を再現し、センター内で事前に最善策を検証。
・両社の役割。
日本IBMは、CrossWorldsのソリューションを中心に技術支援をする。
コベルコシステムは、e-biz ソリューション・センターの企画、運営する。
当初は4人が常駐し、ビジネスの規模に応じて拡張していく。