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日産自動車/中国の乗用車・商用車事業で東風の主要事業に50%資本参加

2002年09月23日/未分類

日産自動車(株)と東風汽車公司(以下:東風)は中国における包括的、戦略的な提携関係を締結。今回の提携に基づきフルラインアップの日産ブランドの乗用車および東風ブランドのバス、トラック、小型商用車事業を扱う新会社が設立され、両社は新会社に対し各々50%の出資を行う。
今回の提携により日産と東風は、中国と外資の提携としては初めてバス、トラック、小型商用車、乗用車といったフルラインの自動車メーカーを設立することとなる。新会社の名称は「東風汽車有限公司」。
日産と東風はこの新会社を世界レベルで競争力のある乗用車・商用車メーカーとすることを狙っており、2006年までに55万台の販売を目指している。
東風は中国でトップ3に入る自動車メーカーであり、1969年に中国政府により設立された。2001年の年間販売台数は265 000台であり、そのうち194 000台がバス、大型、中型、小型トラックなどの商用車である。今日中国市場の50%は商用車市場(除くバス)であるが、同市場で東風は17%の市場シェアを有している。
協力関係を通じて日産は新会社「東風汽車有限公司」に対してグローバルなブランド力、技術力、幅広い商品ラインアップ、そして同社の再建を通じて得られたマネジメントの専門的技術を提供する。日産は新会社「東風汽車有限公司」の50%株式取得のために85.5億元(日本円1 204億円、米ドル10.3億ドル)の直接投資を行うが、それに加え2006年までに中国向け商品の開発のために200-300億円を投資する。

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