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東芝/低消費電流を実現した車載用システム電源IC発売

2002年09月25日/未分類

(株)東芝は、自動車に搭載する制御用マイコンに安定した電圧/電流を供給する車載用システム電源ICの新製品として、業界最小の低消費電流を達成した電源IC「TB9001FN」を開発した。2003年第2四半期から月産100万個規模で量産を開始する。
新製品は、業界で初めて32kHzのサブクロック発振回路を内蔵することにより、マイコンがスリープモード時に使用するサブクロックを発生する外付けの発振子等を削減でき、高信頼な低消費電流システムの構築を可能とした。さらに、BiCDプロセスの採用や回路の最適化などにより、業界最小の低消費電流95Aを実現した。
新製品の採用により、エンジン停止時にも駆動している盗難防止システムや車内通信システムなどの消費電流を大幅に削減できるため、バッテリの長寿命化に貢献することができる。さらに、高い信頼性が求められる自動車用ICとして、安定した出力電圧、広範囲の動作温度などの性能を満たしている。
BiCDプロセス:バイポーラトランジスタ(高電流駆動電流)とCMOS FET(低消費電力・高集積化)に加え、高耐圧・大電流能力のDMOS(Double-Diffused MOS)を内蔵したもの。

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