日本通運／モンゴル向け海上混載輸送開始

日本通運（株）は10月から、モンゴル・ウランバートル向けの海上混載輸送サービス“モンゴル・エクスプレス”を開始する。
現在モンゴルへは、援助物資、中古車、プロジェクト貨物等が日本から輸出されているが、海上混載輸送のサービスが無く、少量貨物でもコンテナ単位での輸送が必要となっている。
同社では、今後モンゴル向けの部品その他商業貨物の増加が期待されることから、業界で初めて週1便の定期海上混載輸送サービスを提供する。
輸送方法は、中国の天津新港まで海上輸送ののち、コンテナを開封することなくウランバートルまで鉄道で輸送し、所要日数は、12～13日を予定、ウランバートルまでのスルーB／Lが発行される。
また、現地代理店の手配により、引越貨物はもちろん、商業貨物についても庭先までの配達が可能で、10月3日東京港出港の“Jin Teng”からサービスを開始し、週1便でのウィークリーサービスとなる。