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トヨタ、日野、ダイハツ/東京モーターショー(商用車)に次世代物流システム出展

2002年10月14日/未分類

トヨタ自動車(株)、日野自動車(株)、ダイハツ工業(株)の3社は、10月29日(火)より11月3日(日)まで千葉・幕張の日本コンベンションセンター(通称:幕張メッセ)で開催される第36回東京モーターショー(商用車)に、参考出品車23台、福祉車両等特装車を含む市販商用車28台の合計51台の車両ならびに各種技術展示物を出展する。
今回のモーターショーでは、軽トラックから大型トラック・バスまで商用車のフルラインアップを構成する3社が、特に「環境と人への優しさ」の視点から、「環境、福祉、ITS」の各分野における取り組み姿勢を一体となり提示している。
21世紀の物流・人流では、都市生活や産業活動が地球環境と調和し、共生できることをめざし、自動車、鉄道、海運、航空等の各交通機関が各々の長所を活かして連携する、人、物、情報のシステマチックな流れが必要となる。
この中で自動車は、ドア・ツー・ドアに代表される機動性により、各交通機関が連携する モーダルミックスの核となると見込まれ、そのためには、基本性能の向上、環境との調和および 人への優しさを念頭に高齢者や障害者のより快適な移動の追求など、一段と進化することが求められている。
トヨタ、日野、ダイハツは、個人・法人需要、小口・大口配送、そして近距離・ 長距離輸送と様々な物流・人流を考慮した車両というハードの技術開発とともに、より効率的な車両運用システムというソフトの開発を進めている。
今回3社は、CO2の削減、排出ガスのクリーン化をさらに進める燃料電池ハイブリッドバス、ハイブリッド車、クリーンディーゼル車およびCNG、LPGなどの代替燃料車をはじめ、誰もが利用しやすいよう人への優しさに配慮するユニバーサルデザインの概念をとり入れたバスやコンセプトカー、車いすでの容易な乗降、移動を可能としたバスや介護支援車、ASV (先進安全自動車)技術を取り入れたトラック、ITS技術を駆使し高効率を追求した次世代の運行管理システムなどを一堂に展示、紹介し、これからの物流・人流を見据えた商用車への取り組みを提示する。
出展概要
1.合同出展
環境、福祉、ITSの各分野を盛り込んだ参考出品車および技術展示物により、多面的な 取り組み内容を紹介
(1) 環 境・福 祉
省エネルギー、排出ガスのクリーン化、低騒音など、地球環境保全、都市環境改善に寄与する 先進技術とともに、誰もが利用しやすいよう人への優しさに配慮するユニバーサルデザインの 概念をとり入れた取り組みを紹介
(2) ITS
グループ3社で、かねてより取り組んでいる車両運行管理システムのうち、インターネットを 経由してASPにより運行管理を行う手軽でリーズナブルな運行管理システムを紹介
・TIME@NAVI
・日野デジタルタコグラフシステム
走行燃費、補助ブレーキ操作など車両からの情報を活用し、省燃費運転評価や安全運転管理をサポート

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