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アイ・ピー・エス、SAPジャパン/mySAP CRMの中堅商社・卸売業導入サービスパック「CRMパブリックパッケージ」市場投入

2002年10月24日/未分類

(株)アイ・ピー・エス(以下:IPS)とSAPジャパン(株)は、IPSがmySAP CRMの中堅商社・卸売業向け導入サービスパック「CRMパブリックパッケージ」を開発し、今後、両社で共同マーケティングを実施する。
「CRMパブリックパッケージ」は、IPSが2000年に販売開始したSAP R/3の中堅商社・卸売業向け導入サービスパック「ERPパブリックパッケージ」に続くもので、初めての業界特化型CRMサービスパック。
この2つのサービスパックにより、ERPとCRMの融合が簡単に実現可能になりり、グローバルな環境下での連結管理やサプライチェーン・マネジメントを実現し、グループ連携促進と、顧客価値を最大化する組織的な営業推進を支援する総合的な商社システムを短期間、低コストで導入可能となる。
「CRMパブリックパッケージ」にはIPSの商社・卸売業のノウハウ(ベストプラクティス)が凝縮されており、これを活用することにより、短期間・低コスト・高品質の導入が可能。この導入サービスパックはまた、mySAP CRMを活用することにより、統合顧客データベースの構築、さらに基幹業務システムやSCMなどとの連携を実現している。また、コンタクトセンターやインターネット受注など他のCRM機能の拡張も容易に実現することが可能。
「CRMパブリックパッケージ」は、SAP CRM、SAP BW、SAP R/3、SAP APOから構成されており、主な機能は以下の通り。
営業員向け機能
担当顧客に関する異常値のアラート表示による早期把握、対応
顧客情報、営業活動履歴の確認と情報共有化
アシスタント、マネージャーとの業務連携
営業アシスタント向け機能
取引履歴など、様々な顧客情報を参照しながらのサービスレベルの高い受注処理
素早いクレーム対応機能
営業員との情報連携・業務連携機能
「CRMパブリックパッケージ」を導入することにより、企業は営業員個人の裁量による従来の「個人商店的な営業活動」に陥りがちだったものを、「組織的な営業活動」に転換することができる。営業一人一人のノウハウに依存する営業活動では、営業員の拡充以外の方法で売上を拡大することは困難だが、CRMを利用して情報を蓄積することにより、企業は営業員という経営資源をより有効に活用することができます。この結果、営業員の拡充に頼らずに売上の拡大と経営の長期安定を図ることが可能となる。
両社は「CRMパブリックパッケージ」の共同マーケティングを実施し、提供はIPSが行う。販売開始は、2002年10月の予定、販売開始後1年間で5件の受注を目指す。

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