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新出光/IBM製ネットワーク・ストレージを導入

2002年11月21日/未分類

(株)新出光は、全国22の支店及びグループ会社に点在していたファイル・サーバーを、ネットワークにストレージを直接接続して使用する日本IBM(株)のNAS製品「TotalStorageTM Network Attached Storage 100 (以下 NAS 100)」に全面的に切り替えて運用を開始した。
新システムでは、最先端のストレージ機能を搭載したNAS100を導入することにより、各支店データのバックアップの取得やセキュリティ向上などを図ると同時に、支店における運用管理業務をなくすことによる業務効率向上を実現した。
また、ネットワーク・ストレージを活用し、本社から転送される販売データや物流データに加えて、支店で共有される重要な文書やデータを本社部門で集中管理することにより、的確でタイムリーな情報共有を図れる。
新出光では、NAS 100の独自機能であるHDD故障時に業務を継続したまま交換できる機能、障害通知機能、導入・運用管理の容易性を高く評価し、全面的にファイル・サーバーをNAS100に切り替えた。
現行のファイル転送業務を変更せず利用できる点や低価格のNAS製品であるにもかかわらずエンジニアが設置現場で保守サービスを提供することも導入理由となった。NAS 100の管理は、ブラウザーからリモートでも行え、自動バックアップ機能も装備しているため、センターから集中管理でき、支店のシステム運用管理業務を実質的に無くしている。
新出光で稼動を開始したIBMのNAS製品「TotalStorage Network Attached Storage(NAS)100」は、記憶容量480ギガバイト(GB)のHDD(ハードディスク・ドライブ)とネットワーク・インターフェース、管理用ユーティリティ、OSなどを一体化した高さ1U(約44mm)の薄型アプライアンス・サーバー(特定用途向け専用機)。
CIFS、NFS、Netware、HTTP、FTPなど業界標準のファイル転送用プロトコルを全てサポートしているため、Windows(R)以外のOSが混在したシステム環境でも、個別にサーバーを用意することなく、1台のサーバーで全データを管理できることも特徴の一つ。

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