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国土交通省/「ディーゼル黒煙クリーン・キャンペーン」成果

2002年12月12日/未分類

国土交通省は、大都市部における大気汚染状況、特に13年度の浮遊粒子状 物質(SPM)の環境基準達成率は26%と依然厳しい状況にあり、その改善が喫緊の課題となっていることから、警察、自動車検査独立行政法人等関係機関の協力を得て、7月及び10月を重点実施期間とし「ディーゼル黒煙クリーン・キャンペーン」を全国的に実施した。
重点実施期間中における街頭検査においては、全国で3,485台のディーゼル車について黒煙測定を実施。そのうち71台の車両に対し整備命令書の交付した。
迷惑黒煙通報制度結果(10月末現在)
今年度初めて導入した迷惑黒煙の通報制度については、全国の運輸支局に迷惑黒煙相談窓口「黒煙110番」を設置し、一般の方から情報として寄せられた著しく黒い煙を排出している自動車のユーザーに対し、自主点検等の指導も行い、全国で766件の通報があり、車両が特定された608件の自動車ユーザーに対してハガキによる自主点検を実施するよう指導を行った。
点検整備による黒煙低減効果(10月)
10月中に整備のために入庫したディーゼル車46,649台について、エア・クリーナ・エレメントの点検・清掃・交換等の整備を実施し、整備後における黒煙の低減効果を調査したところ、全ての車両の黒煙が低減し、そのうち黒煙濃度が10%以上の低減効果が認められた車両が約半数(23 519台)あり、点検整備がディーゼル黒煙の低減に大きな効果があることが確認された。

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