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矢野経済研究所/RF-ID(非接触ICタグ)市場調査

2002年12月12日/未分類

(株)矢野経済研究所は、「RF-ID(非接触ICタグ)市場の現状と将来展望」と称して、製造分野や物流分野、流通分野などの8種名のアプリケーションにマーケットを分類・整理して市場調査を実施し、2010年度までの市場規模推移を予測した。
また、将来的な需要先である未導入企業(潜在ユーザー)に対しても、5つの潜在需要分野にわたって今後の導入意志や採用計画、利用目的などの調査を100社に実施し、潜在ユーザーの現状と今後の展開などの市場動向をまとめた。
調査結果サマリー
国内のRF-ID(非接触ICタグ)市場全体のマーケットサイズは、2002年度見込み(2002/4~2003/3)で1 070万枚であった。また、2005年度予測(2005/4~2006/3)、2010年度予測(2010/4~2011/3)においては、商品管理(商品タグ・POS関連等)や宅配便(電子伝票・配送ラベル等)、航空手荷物(航空タグ等)か大きく伸張し、それぞれ3 050万枚、11億3 270万枚となった。
国内のRF-ID(非接触ICタグ)未導入企業(潜在ユーザー)に対して、「RF-ID(非接触ICタグ)を導入したい理由」について調査。全体としては、「正確性の向上」、「処理速度の向上」の2項目で過半数近くの解答を占めているが、ここでは「その他」という解答が単独で3割以上を占めていることに注目している。
これは、同タグを利用する業務分野によって、求められるソリューションや利用形態は非常に多様であるため、既製品的な製品展開ではユーザーは魅力を感じないといえる。より自社に適合したオーダーメイド的な製品が求められている。
報告書
A4判287ページ
450 000円(消費税別途)

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