国土交通省港湾局においては、広域的なリサイクル施設の立地等に対応した静脈物流ネットワークの拠点となる港湾を総合静脈物流拠点港(リサイクルポート)として指定し、リサイクルの拠点づくりを支援していく制度を創設、今年5月に、室蘭港・苫小牧港、東京港、神戸港、北九州港を指定(1次指定)したが、今後も、港湾を核とした静脈物流システムの構築を推進していくため、12月13日より2次募集を行う。
応募資格
・港湾における静脈物流拠点を構築し広域的な静脈物流ネットワークの拠点として今後積極的に機能していくことを検討している港湾管理者
スケジュール
平成15年1月31日(金) 総合静脈物流拠点整備計画書提出締切
平成14年度内を目途に2次指定港を指定
総合静脈物流拠点港(リサイクルポート)の指定について
概要
循環型社会の構築が求められている中で、国土交通省においては平成14年度の重点施策として「総合的な静脈物流システムの構築」を掲げ、その重要な推進策として「港湾を核とした静脈物流ネットワーク」を構築していくこととしている。
「港湾を核とした静脈物流ネットワーク」を構築するにあたっては、既存ストックを最大限に活用し、港湾における総合的な静脈物流拠点の形成を進めるとともに、これら拠点を核として環境に優しく安全で低コストな海上輸送で結びつける広域的なネットワークを図る必要があり、全国的な観点から適切な静脈物流拠点の配置が求められるところ。
このような背景の下、広域的なリサイクル施設の立地に対応した静脈物流の拠点となる港湾を、港湾管理者からの申請により国が指定し、拠点作りを支援するもの。
指定要件
地理的・経済的に地域ブロックにおけるリサイクル拠点としてのポテンシャルがあること。
静脈物流に係る港湾取扱貨物量が一定程度見込まれること。
リサイクル処理施設が既に立地している、又は立地が確実に見込まれること。
港湾管理上、港湾における廃棄物の取扱が円滑に行えること。
地元との調整が整っていること。
指定港に対する支援策
地域の受け入れ体制整備によるリサイクル産業の新規立地促進
国と港湾管理者による静脈物流システム事業化調査の共同実施
民間事業者が行うリサイクル施設の整備に対する特定民間都市開発事業としての支援
推進組織「リサイクルポート推進協議会(仮称)」を設立し、協議会への参画による港湾相互間及び港湾・企業間連携の促進
静脈物流基盤(岸壁等)の整備に対する支援
物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信
国土交通省/総合静脈物流拠点港(リサイクルポート)の募集(2次指定)
2002年12月15日/未分類
未分類に関する最新ニュース
- LNEWS/2010年アクセスランキング (12月29日) 2010年12月29日 未分類
- 東洋ゴム/トラック用タイヤなど7%値上げ (12月13日) 2010年12月13日 未分類
- JX日鉱日石エネルギー/ガソリン混入軽油販売 (12月01日) 2010年12月01日 未分類
- JX日鉱日石エネルギー/11月の軽油卸価格1.2円上げ (11月30日) 2010年11月30日 未分類
- ロジスティクス手帳2011/販売開始、特別価格1800円 (11月25日) 2010年11月25日 未分類
最新ニュース
- スズケン/福岡県に物流センター稼働、設備投資60億円(12月29日)
- LNEWS/2010年アクセスランキング(12月29日)
- 日本貨物航空/韓国公取委の課徴金で、ソウル高等法院に訴状提出(12月29日)
- 花王/中国・安徽省に家庭用製品の生産拠点用地取得(12月29日)
- タケエイ/倉庫を取得(12月29日)
- ドイツポストDHL/カーボン・オフセットの輸送サービスが年間10億件に(12月29日)
- 象印マホービン/国内外の物流システム再構築(12月28日)
- モリト/適正在庫のグローバル化実現へ(12月28日)