商船三井／シンガポールの定航代理店自営化、物流現地法人改編

(株)商船三井は、シンガポールにおいて、定航代理店、物流事業の現地合弁パートナーである Singapore Shipping Corporation (SSC) 社と、定航代理店の当社完全自営化、及び物流現地法人２社の改編について合意した。
定航代理店の完全自営化
・社名：Mitsui O.S.K. Lines (Singapore) Pte. Ltd. (MOLSIN)
・資本金：５００万シンガポールドル
従来、商船三井社とSSC社で50％折半出資の合弁形態であった代理店を、商船三井100％出資に改める。かかるシンガポール定航代理店の完全自営化を通じ、グローバルに展開している同社定航事業のサービス内容をより強固なものとする。
物流現地法人２社の改編
・社名：M.O. Air International (Singapore) Pte. Ltd.
・資本金：７０万シンガポールドル
従来、商船三井グループの商船三井ロジスティクス51％、SSC社49％出資の合弁事業であった同法人は、商船三井ロジスティクス51％、当社49％出資に改め、事実上完全自営化する。さらに、同社物流事業のブランドネーム「MOL Logistics」を冠した社名に変更し、「ワンストップショッピング」サービスのグローバル・ネットワークの一翼を担う、より強固な物流事業体に改編する。
・社名：Cougar Holdings Pte. Ltd.
・資本金：９３３万シンガポールドル
従来、商船三井47.11％、SSC社50％、その他2.89％出資の合弁物流会社であったものを、商船三井35％、SSC社65％に改組する。商船三井は、シンガポールにて強固な物流・不動産事業の地盤を有するSSCグループとの協調関係を維持しつつ、引続き３PLプロバイダー としての事業に参画する。