サントリー／九州エリア物流効率化

サントリー(株)は、２００３年度事業方針で、九州熊本工場の竣工によって、九州エリアの物流効率化を進める。
同社は、ビール・発泡酒の新たな生産拠点として、２００３年初夏に「九州熊本工場」を竣工する予定で、同工場は、ビール・発泡酒に加え、清涼飲料も生産する、業界初の本格的なハイブリッド（総合）工場。
品質の高い製品を安定的に生産する体制の構築を図り、ハイブリッド工場とすることで、生産能力の向上とともに稼働率のアップや九州エリアの物流面での効率化を図る。
新工場では、最新鋭の設備・技術を導入するとともに、コンピュータによる工程管理・情報管理を徹底することで、最高品質の製品を効率よく生産する体制を構築。リサイクルや省エネにも積極的に取り組み、建設の段階から廃棄物の抑制に努め、工場からの副産物・廃棄物の再資源化率１００％のゼロ・エミッション工場とし、環境マネジメントの国際規格ＩＳＯ１４００１の認証取得を目指す。