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SAPジャパン/アップグレード支援センター新設

2003年01月12日/未分類

SAPジャパン(株)は、「アップグレード支援センター」を新設した。SAP R/3の顧客企業に対するより費用対効果の高いアップグレードを実現するための各種サービスを提供する。
SAP R/3の最新リリース版である SAP R/3 Enterpriseの一般出荷を控え、SAP R/3の既存バージョンを利用する顧客企業が、最新のソリューションや先端のテクノロジーを早急に活用できるようにするためには、短期間かつ低コストのアップグレードの実現が不可欠であると、同社は認識しており、SAP R/3 Enterpriseにアップグレードすることによって、既存バージョンの顧客企業は、R/3の最新機能を利用できるだけではなく、以下のメリットが享受できる。
・最新のアーキテクチャーに基づくシステムを導入することによりパフォーマンスおよび信頼性の向上をはかりつつ、総コストが削減できる。
・ERP部分のみならずSAPソリューションのインターネット環境での使用を可能とし、顧客企業のビジネスプロセス全般のWeb化が推進できる。
・最新のポータル技術との連携により、操作性の向上と業務生産性の飛躍的な増大が図れる。
・基幹業務の環境を最新化することにより、SCMやCRMなど他のSAPソリューションを導入し、システムの拡張を図るためにプラットフォームを整備し、キャッシュフロー経営や顧客との接点強化等の広範囲な経営課題へ対応が可能となる。
・導入企業のライフサイクル全体にわたってサービスを提供しようというSAPの「カスタマー・エンゲージメント・ライフサイクル(CEL)」コンセプトに基づいたサービスがSAPジャパンから提供されるうえ、業界ごとの「ベスト・プラクティス」を結集させた最新のソリューションの導入が可能となる。
SAPジャパンのアップグレード支援センターは、顧客企業のアップグレード費用やシステムの停止期間の制約等、顧客企業が抱えるさまざまな課題に対して具体的なソリューションを提供すべく、SAPパートナーとの協業を通じてアップグレード関連サービスを提供/提案する専門家集団として活動を行う。
同支援センターでは、SAPパートナーと協業することにより、多くの顧客に幅広いサービスを提供できるような体制を図り、アップグレードの手順やコスト、関連情報などがこれまで以上に明確化され、顧客企業が直面している現在の課題が軽減され、最新リリースへの移行が容易となる。
アップグレード支援センターの具体的な活動内容。
・アップグレードの投資対効果を明確化するための情報提供
・アップグレードプロジェクト手順の標準化
・顧客の状況に応じたアップグレードプロジェクト計画支援
・コストの最適化を実現するパッケージソリューションの開発と提供
・プロジェクト成功のための支援

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