センコー／企業行動基準制定

センコー(株)は、グループ全ての役員・従業員の行動規範となる「センコー企業行動基準」を制定するとともに、「センコーグループ企業倫理委員会」と「企業倫理ヘルプライン（相談窓口）」を社内に設置した。
「センコー企業行動基準」の制定、「センコーグループ企業倫理委員会」の設置等は、社内における行動倫理の再点検を行うとともに、コンプライアンス経営推進体制の整備・充実を図ったもの。
「センコー企業行動基準」では、グループ全ての役員・従業員が、同グループの社会的責任を深く理解し、企業活動のあらゆる場面において遵守すべき事項として、①サービス向上と安全の徹底、②社会規範の遵守、③社会への貢献、④地球環境の保護、⑤適正な職場環境、⑥情報の公開、⑦倫理問題の処理の７項目を掲げ、項目ごとに具体的な行動規範を定めている。
７項目の行動規範のうち、「サービス向上と安全の徹底」では、顧客からの支持と信頼を獲得し、維持する有用な物流サービスの提供と品質向上、さらには公共の道路・設備を利用して事業展開する中で、安全運転・安全作業の徹底、安全最優先の行動を定めている。
また「社会への貢献」では、良き企業市民として積極的に社会貢献活動に取り組むことを、「地球環境の保護」では環境問題を重要な課題として認識し、自主的・積極的に行動することを、「適正な職場環境」では従業員の人格・個性を尊重し、すべての社員が気持ち良く働ける職場環境の実現を、「情報の公開」では広く社会とコミュニケーションを行い、公正・透明な企業情報を適時・適切に開示することをそれぞれ定めている。
一方、コンプライアンスに徹した企業行動に取り組む体制を整備・充実するため、「センコー企業行動基準」を制定したのを機に、企業倫理に関する方針決定、企業倫理全般に関する審議等を行う機関として、「センコーグループ企業倫理委員会（委員長・小池社長）」を設置した。
また通常の業務報告ルートとは別に、重要情報が現場から経営層に伝わるルートとして、「企業倫理ヘルプライン（相談窓口）」も設置し、社内イントラネット、電話、ファックス、郵便等で相談を受け付け、相談者・連絡者の権利保護等に配慮する。