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住友商事/中国に医薬ビジネス拠点

2003年01月22日/未分類

住友商事(株)及びグループ企業3社は、中国製の医薬原体や中間体を欧米や日本の製薬メーカーに紹介・販売する専門会社を上海市に設立した。
住友商事は医薬分野で中国メーカーの技術力が向上していることから、今後中国が欧米やインドに次ぐ、医薬原体・中間体の一大製造拠点になると判断し新会社の設立を決定した。
現在、中国の医薬関連商品は価格競争力をベースに日欧米にも輸出されているが、大手製薬メーカーからは原料の価格・品質に加え、情報提供、輸送等のサービス面でも高い水準が求められる。住友商事は中国国内に拠点を設置し機動力を発揮して欧米及び日本の顧客のニーズに対応するとともに多くの中国の優良企業を海外に紹介していく。
新会社は5年後に約1億ドル(約120億円)の売上を目指す。また、中国国内に検査機関(ラボ)を設置し、輸出商品の品質の安定化を図る計画である。さらに、WTOに加盟後の中国国内の内販自由化を見極めながら中国国内販売も手掛け、名実共に中国の医薬・中間体の輸出・入・国内を取り扱う会社に育成する。
新会社の概要
社名:住商医薬(上海)有限公司 
所在地:上海市外高橋保税区内
設立時期:2002年12月(2003年2月1日 営業開始)
資本金:200万米ドル
出資比率:
住友商事40%
中国住友商事有限公司40%
Summit Chemicals Holdings Corp.(USA)10%
Summit Pharmaceuticals Europe Ltd.(UK) 10%
代表者:住友商事より派遣予定
従業員数:20名程度

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