日本コークス工業と住友商事は2月5日、リチウムイオン電池に使用される負極材の製造販売の合弁会社を4月1日付で設立することで合意した。
新会社は、日本コークス工業の技術ノウハウなどを活かして事業を拡大し、住友商事のリチウムイオン電池関連事業とのシナジー効果とグローバルネットワークを活用し、市場の拡大に迅速に対応できる体制を構築する。
数年後には年産2000トン規模の生産体制を確立する意向。両社は新会社を設立するほか、新会社は日本コークス工業が製造販売を行ってきたリチウムイオン電池用負極材事業を引き継ぐ。
新会社の名称は未定だが、資本金は2億円で出資比率は日本コークス工業60%、住友商事40%となっている。