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豊田通商、東和不動産/ETCの無線技術を利用した駐車場システム導入

2003年01月30日/未分類

豊田通商(株)と東和不動産(株)は日本初となる DSRC(狭域通信)を利用した駐車場システムを1月にオープンしたセンチュリー豊田ビル(名古屋市中村区名駅4-9-8)地下駐車場に導入・運営開始した。
ETC車載器のID番号をあらかじめ駐車場システムに登録した車が駐車場ゲートに接近するとDSRCアンテナとETC車載器との双方向通信により、バーが自動開閉されますので、駐車場利用者は磁気カードの抜き差しをせずに、そのまま入出場が可能となる。
ETC(有料道路自動料金収受システム)は平成13年より全国主要有料道路料金所に普及拡大しているが、そのほかETCの無線技術であるDSRC(狭域通信)を応用した多彩なサービスを実現することで、新たなマーケットが形成されることが期待されている。
「センチュリー豊田ビルDSRC駐車場」の主な特徴
(1)ETC車載器を搭載している車は、ETC車載器のID番号(WCN)を駐車場システムへ登録するだけで、そのまま駐車場の入出場が可能。
(2)月極め契約者のほか一般利用者にも利用できるため、駐車券(磁気カード)精算方式とDSRC方式の両システムを併設。 
(3)DSRCアンテナとETC車載器の通信後バーが開くまでの時間はわずか約1秒~2秒。
 車は駐車場ゲート前でワンストップするだけで、スムーズに通過できる。
(4)磁気カード方式の駐車場システムに、DSRCシステムを増設することでシステムが実現するので、既存の駐車場設備を有効利用できる。
(5)駐車券(磁気カード、パスカード)が不要となり、カード紛失のトラブルを解消できる。
DSRC(Dedicated Short Range Communication):(専用)狭域通信、5.8GHz帯の双方向アクティブ方式 
WCN(Wireless Call Number):ETC車載器製造時に付与される固有の識別符号を含む番号

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