日本オラクル(株)は、サプライチェーンの計画において、顧客やサプライヤーとの連携を強化するモジュール「Oracle Collaborative Planning」を出荷開始するこ。
このモジュールの追加により、日本オラクルはビジネスアプリケーション「Oracle E-Business Suite 11i」のSCMソリューションを強化し、より正確なサプライチェーンの構築を目指す企業のニーズに応えていく。
「Oracle Collaborative Planning」は、サプライチェーンの計画において、顧客やサプライヤーなど、社外の関連企業との連携をスムーズにし、サプライチェーン全体を最適化するモジュール。
サプライチェーンの精度を向上するには、顧客の発注予定やサプライヤーからの発注・承諾確認などを正確に反映した、より正確なサプライチェーン計画の作成が重要で、これまで、「Oracle E-Business Suite」では、上記のような社外との連携を実現するには、公開されたAPIを用いて別途開発する必要があった。
「Oracle Collaborative Planning」を利用することにより、顧客やサプライヤーからの情報の取得および自社のサプライチェーン計画への反映が自動的に行えるようになり、開発者の負担を減らすことができる。
また、調達部門は、顧客とのCPFRを実現したり、サプライヤーからの調達欠品や納期遅延を事前に予防することにより、よりサプライチェーン全体の精度を向上することができる。
また、「Oracle Collaborative Planning」は、在庫の補充処理など、顧客の在庫管理をベンダー側が主導して行うVMI機能をサポートし、欠品による販売機会の損失を減らすと同時に、顧客自身が行う在庫管理および追加発注の負担を軽減する。
「Oracle Collaborative Planning」概要
提供開始日:2003年2月6日
価格:300万円から
対応OS:Solaris HP-UX HP Tru64 AIX Red Hat Linux AS Windows NT/2000
主要機能:
顧客の作成した販売・発注予測を取り込んだ、需要予測の作成
自社の需要予測を顧客と共有し、需給の不一致を調整
自社の供給計画のサプライヤーへの開示および、供給計画に対する サプライヤーからの受諾(供給コミット)の取得
サプライヤーからの供給コミットを速やかに顧客に提示することに よる、需要予測の精度向上
サプライチェーン計画作成時に発生する例外処理の自動化
VMI機能による、ベンダー主導の顧客在庫管理
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日本オラクル/サプライチェーン連携強化アプリケーション出荷開始
2003年02月09日/未分類
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