矢野経済研究所／ERP 市場の実態と戦略展望を調査

（株）矢野経済研究所は、主要ERP パッケージベンダ17 社に対して調査を実施し、ERP 市場の実態と戦略展望をまとめた。
調査結果サマリーは下記の通り。
・ERP パッケージのライセンス総市場規模は2002年693憶6千万円で対前年92.0%、景気の長引く低迷から一時的に市場が減少している。
・2002年、ERPパッケージ総市場のライセンス売上高シェアでトップはmy.SAP.comでシェア26.8%、Oracle EBS は11.9%で2 位、3 位はProActive で10.4%。
・大手企業向けERP パッケージ市場の首位はmy.SAP.com で2002年のシェアは45.6%、中堅企業向けERP パッケージ市場の首位はProActive でシェアは25.2%。
・大手企業向けERPパッケージでOS/400の採用比率が10%へ拡大、UNIXの比率が微減傾向。中堅企業向けERP パッケージではWindows NT/2000 が全体の94.4%を占める。
・主要ERP パッケージのソリューション別販売比率は、ライセンス売上高ベースでFI ソリューションが44.2%と会計系のソリューション比率が高い。SCM、CRM ソリューションの合計は38.0%。
同調査では、ERP パッケージパッケージ総市場とした場合は大手企業向け、中堅企業向けERP パッケージの合計を指す。
大手企業向けERPパッケージは年商500億円以上の企業をメインマーケットとしたパッケージ、中堅企業向けERPパッケージは年商50-500 億円の企業をメインマーケットとしたパッケージを指す。
SCM ソリューションには従来の生産管理系モジュールのライセンス売上、CRM ソリューションに従来の販売管理系モジュールのライセンス売上を含んでいる。
同レポートでは主に2005 年までのERP パッケージライセンス売上高の市場規模及び、2001-2003 年までのライセンス売上高によるパッケージのシェアを算出。
資料の体裁：A4・221 ページ
価格：150 000 円（消費税別途）
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