ダイフク／中国に自動車生産システム事業の現地法人設立

(株)ダイフクは、中国における自動車産業の急速な発展に対応するため、自動車生産システムの販売から工事、アフターサービスまで一貫して行う現地法人を設立。4月1日より営業を開始する。
新会社は「大福自動輸送機（天津）有限公司 」（DAIFUKU AUTOMATION（TIANJIN）CO. LTD.、以下：ＤＡＴ）とし、当社全額出資の独資企業。既存の天津・重慶・北京駐在事務所は新たに現法事務所として傘下に置き、当面、販売およびアフターサービスなどは天津・重慶事務所、工事およびスーパーバイザーの育成は北京事務所が担当する。
ＤＡＴの当初人員は、常駐日本人2名、中国人11名の13名体制でスタート。今年中に20名体制に増員する予定。
同社は、中国での自動車生産システム納入に際し、1993年に北京事務所を開設。現在、20社以上に実績があり、昨年、天津・重慶にも駐在事務所を開設し現地密着体制を強化。急激に増加している生産ラインの需要に応えている。
新工場建設、既存工場の拡張・能力増強計画などが一気に進みつつあり、営業・コンサルティング活動を可能にした現地法人設立が急務と判断。天津港保税区内に本社を設け現法化に踏み切る。これにより、販売から調達、製造委託、工事、アフターサービスまで、すべて現地で対応可能になる。
中国での2004年度売上は30億円を予想している。
会社概要
社名： 大福自動輸送機（天津）有限公司
英語表記＝DAIFUKU AUTOMATION(TIANJIN)CO. LTD.（略称：ＤＡＴ）
所在地： 本社 天津港保税区
天津事務所：天津市南京路66號凱旋門大廈Ｂ座31層Ｅ室
重慶事務所：中国重慶楊家坪興勝路68號4單元4-2戸
北京事務所：北京市東三環北路3號幸福大廈Ｂ座1503室
資本金： 5 000万円
営業開始： 2003年4月1日
代表者： 董事長　天草晴吉 （（株）ダイフク常務取締役兼任）
総経理　牧村勝巧