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矢崎総業/運送事業者向け車両動態管理サービス「e動き.Com」スタート

2003年03月02日/未分類

矢崎総業(株)は、デジタルタコグラフをベースとした運送事業者向け車両動態管理サービス、矢崎ASP「e動き.Com」を開発し、3月3日より発売する。
このシステムは、契約車両の位置や動態情報を矢崎のASPデータセンターが受信・管理し、インターネット経由で運送事業者に提供するもの。
運送事業者は、多額の開発費や開発時間を掛けずに物流のIT化を実現でき、独自のサービスとして、荷主に対してリアルタイムで車両情報を提供できる「荷主向け専用メニュー」も用意しているため、運送事業者は、着店管理や温度管理を求める荷主の要望にも応えることができ、サービスの質向上が図れる。
矢崎総業は、物流のIT化に低コストで対応したい中小運送事業者、荷主から着店管理や温度管理を求められている大手運送事業者を対象に販売する。
運送事業者向けサービスの利用料金は、登録料が初回のみ1車両当り10,000円、基本サービス(運行管理)が1車両当り月額1,850円。初年度販売目標は1,000台を計画しており、荷主向けサービスの基本料金は、1事業所当り月額10,000円。
矢崎ASP「e動き.Com」は、デジタルタコグラフ等の計装機器とITとを組み合わせた新たな情報配信サービス商品で、本システムの拡販を通してASP事業を本格展開させると共に、デジタルタコグラフシステムのユーザーに対して一層のサービス向上を図って行く計画。
矢崎ASP「e動き.Com」の概要
「車載機器利用サービス」(運送事業者向けのサービス)
・事務所のパソコンで、以下の車両情報を24時間リアルタイムで把握できる。
1.車両の動態(車両位置を始め、到着、待機、荷積み、荷下し等の状況)
2.温度(低温輸送車の温度異常)
3.緊急事態(事故や故障)
「運行情報利用サービス」(荷主向けのサービス)
・車両位置を始め、輸送品質の管理を目的とする情報(着店情報や温度情報)を、荷主側事務所のパソコンで把握できる。
矢崎ASP「e動き.Com」の特長
1.トラック1台からサービスの利用が可能
・運送事業所が保有するトラックのうち、現時点で動態管理を必要とする車両からサービスを導入できる。
2.提供サービスの細分化による導入しやすい価格設定
・運送事業者が必要に応じてサービスを選択できるよう、提供するサービスを細分化した。
・不要なサービスは除外できるため、事業者側の負担が軽く、導入が容易。
3.荷主へもリアルタイムで運行情報を提供
・従来の車両動態管理サービスは、運送事業者に限定したサービスでしたが、「e動き.Com」は、「荷主向け専用メニュー」を設け、荷主に対しても情報を提供できる。
・運送事業者は、荷主に対しサービスの質を訴求できる。
価格
1.運行事業者向けサービス
サービス項目費  用
初期費用/センター登録費用 10 000円/台
基本項目/運行管理(車両動態) 1 850円/台 
・オプション/緊急・異常通知 500円/台 
・オプション/ハンディテンキー用メッセージ情報送信 300円/台
・オプション/配車管理(ルート管理) 5 000円/台 
・オプション/有人対応サービス 950円/台 
・オプション/広域地図 600円(PC1台/月) 
・オプション/広域地図+詳細地図 1 200円(PC1台/月)
2.荷主向けサービス
サービス項目  費  用
基本項目/運行情報利用 10 000円(PC1台/月) 
・オプション/広域地図 600円(PC1台/月) 
・オプション/広域地図+詳細地図 1 200円(PC1台/月)

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