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トッパン・フォームズ/ICラベル利用による美術品管理システム開発

2003年03月16日/未分類

トッパン・フォームズ(株)は、企画会社(有)アート・ラボ、特定非営利活動法人日本アートアカデミー協会と共同で、「I C ラベル版画管理システム」を開発した。
これは、版画の裏面にICラベル(RFIDタグ)を貼ることで作品ごとにID番号を付与し、DB化したうえで広く一般に公開するシステム。
一点一点にICラベルを付与して管理するため、真贋判定や偽造防止といったセキュリティ面での特性を持ち、公正な作品の流通確保にも寄与出来る。
作品表面にリーダーライターをかざすだけで裏面のICラベルから作品データが容易に読み取れ、更に読み取ったデータをPCに転送すると、Web上でより詳細な作品情報(作家名、作品名、エディション番号、作品画像等)が確認出来、真偽判定も、Web上で行なうことが可能。
トッパンフォームズがICラベル、発行用ICラベルプリンタ、リーダーライターの開発及びシステム構築を行ない、それと連動したWeb上の照会システムを日本アートアカデミー協会が構築した。
「I C ラベル版画管理システム」は、このような美術品の管理のみならず、高級食品、ブランド品の製品情報の公開と真贋判定など、ICラベル、発行用ICラベルプリンターの機能・特徴を生かした展開が可能。2003年度は、3億円の売上を見込んでいる。

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