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日本オラクル/アウトソーシング事業に参入

2003年03月20日/未分類

日本オラクル(株)は、顧客システムの運用・管理を、オラクルの専門技術者が24 時間365日体制で行なうサービス、「Oracle Outsourcing」を提供開始する。
「Oracle Outsourcing」の提供開始は、日本オラクルが本年1月15日に発表した中期経営計画「Oracle Japan Innovation 2003」で、製品・サービス戦略の転換を支える柱の一つ「アウトソーシング・ビジネスの開始」に該当するもの。
「Oracle Outsourcing」は、日本オラクルの専門技術者が、顧客のシステムを24時間365日、ネットワークを通じて遠隔地から管理し、安定したシステムの稼動のための設定作業や、障害の予防、および障害発生時の迅速な対応を行なう。
顧客は自社のシステムの運用をオラクルの専門技術者に委託することで、システムの運用にかかっていた手間とコストを削減することができ、IT部門は、システムの運用をオラクルに委託することにより、アプリケーションの開発やビジネスプロセスの設計といった、より戦略的な業 務に集中できる。
「Oracle Outsourcing」では、日本オラクルの専門技術者が、常に顧客システムを管理して、必要に応じて適切に製品のアップグレードを行なう。顧客に予測可能な範囲のコストで迅速に最新のシステム環境を提供し、顧客は最新の機能を活用するとともに、システムの陳腐化・老朽化を回避することができつ。
「Oracle Outsourcing」は次の3つの提供形態で構成される。顧客は、自社のシステムの設置場所ごとに、最適な運用形態を選択することができる。
1)「@Customer」:
顧客が自社内に設置したシステムを、オラクルの専門技術者が遠隔地からネットワークを通じて運用・管理を行なう。運用・管理対象はオラクル製品であり、その他のアプリケーションについては顧客が自ら運用する。
2)「@Partner」:
日本オラクルのパートナー企業のインターネット・データセンターに設置された顧客のシステムを、オラクルの専門技術者が遠隔地からネットワークを通じて運用・管理を行なう。運用・管理対象はオラクル製品であり、その他のアプリケーションについてはデータセンターが行なう。
3)「@Oracle」:
オラクル・コーポレーションが米国で運営しているデータ・センターに顧客のシステムを設置し、オラクルの専門技術者が直接的に運用・管理を行なう。運用・管理対象はオラクル製品およびオラクル製品に関わるハードウェア/ネットワークであり、その他のアプリケーションについては顧客が自ら運用する。
また、「Oracle Outsourcing」は、運用・管理の対象となる範囲を製品ごとに3つに分類している。
1)E-Business Suite Outsourcing
対象製品:「Oracle E-Business Suite 11i」
価格:年額 ライセンス定価の36パーセント、600万円から
2)Collaboration Suite Outsourcing
対象製品:「Oracle Collaboration Suite Release 1」
価格:1ユーザーあたり年額9 000円。ただし、E-mailのみ、もしくはFilesのみの契約の場合、 1ユーザーあたり年額7 500円、600万円から
3)Oracle Technology Outsourcing
対象製品:「Oracle9i Database」「Oracle8i Database」「Oracle9i Application Server」
価格: 年額 ライセンス定価の36パーセント、600万円から
「Oracle Outsourcing」は、日本オラクルからだけでなく、以下のパートナー企業等からも各社の運用・管理サービスのソリューションとして提供が予定されている。
(株)アシスト
伊藤忠テクノサイエンス(株)
(株)CSK
新日鉄ソリューションズ(株)
(株)東芝

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