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日本電気/受発注・在庫・経理・販売などの基幹業務のアウトソーシング受注

2003年04月16日/未分類

NECは、京都生活協同組合(以下:京都生協)から、受発注・経理・販売・在庫・人事などの基幹業務を行なうホストコンピュータ運用管理業務、および出力された帳票類のデリバリ業務に関するアウトソーシングを受注した。
本年1月に基幹業務を行なうホストコンピュータ「PX7600」を「NECアウトソーシング大阪センター(以下 大阪センター)」に移設し、稼働状況・性能・障害などの監視をはじめとするシステム運用管理業務をNECにアウトソーシングすることにした。
さらに京都生協では、今後、オープン系サーバの運用管理業務についてもアウトソーシングすることを検討している。
京都生協では、NECへのアウトソーシングについて、以下の効果を見込んでいる。
・システム運用に関する安全性の向上
耐震工法のフリーアクセスフロアや、UPS設備・自家発電機による停電対策、セキュリティカード・監視カメラによる防犯対策などを有する「大阪センター」にホストコンピュータ移設。
これにより、災害・セキュリティに対する高いシステム強度を確保できるとともに、障害検知や障害対応の迅速化などシステムの可用性向上を実現している。また、24時間365日のシステム稼働も実現可能であり、将来的な顧客に対するサービス提供時間の延長や受注形態の多様化なども視野にいれ、システム運用基盤強化を図っている。
・システム運用コストの低減
データセンター共用設備の利用や、これまでホストコンピュータを設置していたスペースの有効活用、システム保有に関わるコストの変動費化など、システム運用コストの低減や効率化を推進していく。
・社内情報システムの高度化にむけた取り組みを推進
情報システム部門の業務を、社内情報システムの運用・監視などの定型業務から、さらなるIT活用を推進する情報化戦略の立案や、新たな情報システムの企画・開発など、顧客サービスの拡充や経営の効率化などを支えるシステム導入を推進する。また、2003年度第3四半期の設立をめざして準備が進められている、京都生協や大阪いずみ市民生協など近畿地区7生協の事業連合も視野に入れ、システム企画力の強化を進めていく。

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