三井武田ケミカル(株)、(株)日本触媒、三井化学(株)は、不飽和ポリエステル樹脂事業を統合し、合弁会社を設立した。
不飽和ポリエステル樹脂は、主としてガラス繊維強化プラスチック(FRP)の主原料として使用されておりますが、主用途である住宅の着工件数や公共事業の減少による需要の落ち込みと過剰な国内生産能力、低価格の輸入品の増加を背景として市況は低迷し続けている。
このように悪化する一方の事業環境に対し、三井武田ケミカルと日本触媒は両社の事業を統合し、合弁会社を設立することにより抜本的な事業再構築を図る。日本触媒は姫路製造所のプラント(生産能力: 12千トン/年)を、三井化学は大阪工場のプラント(生産能力:30千トン/年)を2003年度中に停止する。
新会社は事業基盤の確立と効率的運営を図るべく、販売統合により営業活動を効率化、物流の効率化、原料調達の一元化によりコストを低減し、生産技術及び研究統合により技術シナジーを実現と、少数精鋭により業務の効率化を図る。
新会社の概要
新会社名:ジャパンコンポジット株式会社
資本金:10億円(三井武田ケミカル:65%、日本触媒:35%)
営業開始日:2003年4月1日
本社:東京都中央区日本橋本町3-2-13
社長:奥田三平
事業内容:不飽和ポリエステル樹脂及び成形材料の製造、販売及び研究
事業所:営業所:大阪、名古屋
工場:清水
研究所:吹田、清水
生産能力:不飽和ポリエステル樹脂:30千トン/年
(このほかに、一部日本触媒・吹田工場と三井化学・市原工場茂原センターへの生産委託がある。)
成形材料:42千トン/年
売上高:約180億円(2003年度見込み)
従業員数:約110名(営業開始時)
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三井武田ケミカル、日本触媒、三井化学/不飽和ポリエステル樹脂事業の合弁会社設立で物流効率化
2003年04月20日/未分類
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