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住友商事/量販・外食産業向け生鮮・加工食品ビジネス強化

2003年04月24日/未分類

住友商事(株)は、量販・外食産業向け食品ビジネスを強化する。昨年来食品取扱い部署を一本化、部門横断的に「量販店取引推進チーム」を設置するなど積極的に施策をうってきたが、(株)ケーアイ・フレッシュアクセス(以下:KIFA)が中国野菜輸入販売事業を分離独立させるにあたり、新設子会社を通じ同事業の営業権を譲り受けた。
名称は「サミット東光(株)」。本事業買収を梃子に量販・外食産業向食品ビジネスへの取り組みを加速する。
サミット東光が譲り受けたKIFAの中国産生鮮・加工野菜輸入販売事業は、長年にわたり築き上げてきた販路と産地管理能力が競争力の源泉。農薬管理・肥培管理の徹底、トレーサビリティシステムの構築に注力し、安全且つ安心な生鮮・加工野菜を提供している。
現在、生鮮野菜は生椎茸、生姜、にんにく、ながねぎ、絹さや、ブロッコリ、加工野菜は水煮筍、ぜんまい、松茸、パック野菜、フルーツ缶が主だが、さらに取り扱い品目を増やしていく。
住友商事は、量販・外食など消費者と直結する食品ビジネス基盤拡大のため、川上・川下分野の営業基盤強化を戦略目標とし、商品流通業者の視点で消費者に目を向けた商品作りを行ってきた。
バナナや米国スミスフィールド社SPMD豚肉では一定の基盤を確立し、中国での自社栽培農園を通じた野菜商品開発に着手しているが、今般既に実績のある中国産生鮮・加工野菜を取扱い品目に加えることにより、末端向け食材ビジネスへの取り組みにシナジー効果を発揮させる。
今後は水産品など他食品のラインナップ拡充を図り、1 000億円規模の売上を目指す計画。
会社概要
社名:サミット東光株式会社
資本金:3億6千万円
株主構成:
住友商事 72.78%
KIFA   27.22%
設立:2003年3月31日
所在地:東京都練馬区
代表者:染矢 祥一郎
従業員数:約30名

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