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コバショウ、シーエヌアイ、エヌ・ティ・ティ エムイー/ブロードバンドネットワークを活用した薬局・ドラッグストア・製薬メーカーへの業務支援サービス開始

2003年05月08日/未分類

(株)コバショウは、シーエヌアイ(株)(以下:CNI)、および(株)エヌ・ティ・ティ エムイー(以下:NTT-ME)をはじめとするNTTグループ各社と連携し、薬局・ドラッグストア等の小売店舗業務と製薬メーカーの販売業務の双方を、ITとブロードバンドネットワーク(NTTのフレッツ・シリーズ)を用いて革新的に効率化する業務支援サービスを開始する。
その第一弾として、インターネットによって店舗間・企業間のコミュニケーションを活性化するインターネットweb商談・会議サービス(サービス名:KOBA-FACE TM)を、平成15年5月6日より提供開始した。
「KOBA-FACE TM」は、韓国のリリックメディア社がCNIの協力のもと開発したソフトウェアをベースに、コバショウの考案したweb営業業務に関するビジネスモデル(特許出願中)を取り入れて改良したシステム。ADSLや光ファイバーで快適に視聴可能な、ブロードバンド・アクセス時代にふさわしいコミュニケーションツールとして提供する。
通信ネットワークを活用した業務支援サービスが拡大しつつあるが、従来は通信事業者・ソフトウェア開発事業者等のシステム提供事業者がシーズ志向で開発したサービスが多く、業界や利用者の特性・ノウハウを生かしたニーズ志向の業務支援サービスはあまり見られなかった。
そのため、利用者にとっては使い勝手が悪く、ITを活用した業務効率化にこれまで積極的でない企業もあった。
一般用医薬品・日用雑貨等の卸売業のコバショウは、取引先の小売店舗からITを使った業務効率化に関する相談を受けることも多く、長年に渡る業界経験・ノウハウを活かして、薬局・ドラッグストア等の小売店舗や製薬メーカー等の販売業務のIT化・業務効率化に貢献するために、具体的には次のようなサービスの展開を考えている。
(1)インターネットweb商談・会議サービスによる小売店舗間や取引先とのコミュニケーションの効率アップ
(2)画像監視サービスによる小売店舗のセキュリティ強化
(3)IP電話による電話料金の削減
(4)映像を活用した新商品の販売促進
こうした一連の取組みの第一弾として、コバショウは、CNI、およびNTT-MEをはじめとするNTTグループの協力のもと、インターネットweb商談・会議サービス「KOBA-FACE TM」を提供するもの。
このサービスにより、薬局・ドラッグストア等の小売店舗では、チェーン店舗間や取引先との間における研修、新商品紹介などといったさまざまな会議を、ブロードバンドネットワークを介して行うことが可能となり、業務効率の向上や旅費等経費の削減が図れる。
 
サービス概要
インターネットweb商談・会議サービス「KOBA-FACE TM」は、韓国のリリックメディア社がCNIの協力のもと開発したソフトウェア(製品名;IPMM[Internet Protocol Motion Meeting])をベースに、コバショウの考案した特許出願中のビジネスモデルを取り入れて改良したソフトウェア。
「KOBA-FACE TM」には”インターネットweb商談システム”と”インターネットweb会議システム”の2種類の機能がある。
“インターネットweb商談システム”は、TV電話と同様に、パソコン上でお互いの顔を見ながら電子ファイル化された様々な資料を画面展開して商談することのできるシステムで、例えば、小売店店長とコバショウ営業担当者との1対1の商談に使用することができる。
さらに今後は、インターネットに接続して様々なウェッブサイトを閲覧しながらの商談や、棚割ソフトといった各種アプリケーションソフトと連動させて商談を行うことができるよう随時機能追加をしていく予定。
商談システムは、社内での打ち合わせに利用することも可能で、その場合、詳細な資料を展開しながら、密度の濃い綿密な議論を行うことができる。
“インターネットweb会議システム”は、4~30名程度の複数の参加者(機能的には100名以上も可能)によるパソコン上でのインターネット会議を行うことができるシステムで、例えば、小売店の本支店間の全体会議や研修といった使用用途や、小売店店長とメーカー営業担当者とコバショウ営業担当者との3者会議に使用するといったことができ、会議システムにおいてはプレゼンテーション画面との切り替えが可能であり、プレゼンテーターが各種説明資料を展開しながら多人数でのインターネット会議が行える。
 
サービスの特長
(1)商談機能
・ さまざまな資料を展開し、同時閲覧しながらの商談が可能
・ 資料への書き込みが可能
・ 棚割ソフト、地図ソフトなどさまざまなアプリケーションソフトとの連動が可能(本機能は現在開発中)
・ インターネットとの接続が可能(本機能は現在開発中)
【活用事例】 新製品商談、企画品商談、棚割提案、社内での詳細打ち合わせなど
(2)会議機能
・ 国内外を問わず、100以上の複数拠点との同時接続が可能
・ プレゼンテーション画面にて資料展開が可能
・ 映像ソフト、分析ソフトなどさまざまなアプリケーションソフトとの連動が可能
(本機能は現在開発中)
【活用事例】 複数の取引先との合同会議、社内研修、社内会議など
 
各社の役割
(1)コバショウ(サービス提供主体)
サービス提供主体として、小売店や製薬メーカー等の利用者の獲得や申込み受付を行います。
(2)CNI(ソフトウェア開発)
ソフトウェアの開発・運用・保守を行います。
(3)NTT-ME(ホスティング)
NTTグループ各社と連携し、サーバーソフトウェアをデータセンタでホスティングします。
 

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