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米環境庁、ダイムラー・クライスラー、UPS社/北米初の燃料電池配達車実証プログラム合意

2003年05月25日/未分類

実用に耐える燃料電池車の開発で優位に立つダイムラー・クライスラーは、米国環境庁およびUPS社と共同で、北米で初めてとなる燃料電池配達車実証プログラムを実施する。
2003年は、バラード社製燃料電池を搭載したメルセデス・ベンツAクラス F-CellがUPS社の特急配達車として納入され、2004年には燃料電池駆動のダッジ・スプリンターが北米初の商用燃料電池配達車として納入される予定。
この実証プログラムは、ミシガン州アン・アーバーにある環境庁全国自動車・燃料排出研究所を拠点に実施される予定で、ダイムラー・クライスラーの燃料電池車は、UPS社の通常配達業務における既存の配達ルートで利用され、燃料補給は米環境庁が整備する水素補給ステーションで行う。
このプログラムを実施することで、ダイムラー・クライスラーは燃料電池車の燃費、低温時運転、走行性能などの特性の評価を引き続き行うことができ、EPA、ダイムラー・クライスラー、UPS社の3者にとっては、燃料電池車および水素補給所運用の経験を蓄積する機会となる。
今回の同意のほか、ダイムラー・クライスラーでは燃料電池車実用化に向けて、2004年までにF-Cell 60台およびシターロ燃料電池バス30台を公道走行させる計画。

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