DHLジャパン／燃料電池集配車両をエコカーイベントで展示

DHLジャパンは5月21日、環境保護の一環で集配業務車両として使用しているダイムラーAGの燃料電池車「F-Cell」（エフ・セル）が、5月17日、18日に神戸メリケンパークで開催された「エコカーワールド2008in神戸」で、メルセデス･ベンツ日本によって展示されたと発表した。同車両は6月7日、8日に横浜赤レンガ倉庫で開催される「エコカーワールド2008in横浜」でも展示される。
DHLは2006年7月から、日本で「グリーンロジスティクス」と名づけた環境保護に配慮したプロジェクトを進めており、第一弾として集配車両に導入したのが、メルセデス・ベンツAクラスをベースとした、圧縮水素を燃料に使用する世界初の量産燃料電池車「F-Cell」。DHLは同車を実走行テストとして利用し、大手町を中心とした都内のビジネスエリアで書類の集配を行っている。
DHLの集配業務による走行データは、メルセデス･ベンツ日本により収集され、車両の開発製造元であるダイムラーAGが燃料電池車の開発に活用している。