日本アイ・ビー・エム／ビジネス・プロセスの自動化ソリューション強化

日本アイ・ビー・エム(株)は、企業内のソフトウェアを統合することで、ビジネス・プロセスを自動化するためのソリューション「WebSphere(R) Business Integration」を強化し、自動車業界や銀行、エレクトロニクス、通信など11の業界で特徴的なビジネス・ソリューションに最適化させた48種類のテンプレート（ひな形）を順次提供開始する。
また、WebSphere Business Integrationの中核製品の一つであるEAI（Enterprise Application Integration）ソフトウェア「WebSphere MQ Integrator(R)」製品群を、LinuxやWebサービスに対応させ、『WebSphere Business Integration Brokers』と名称変更して、6月28日から出荷を開始する。
WebSphere Business Integrationは、2002年1月に買収したクロスワールズ・ソフトウェア社の製品を、IBM(R)のWebSphere MQなどWebSphereファミリーのミドルウェア技術と連携させたソリューション。
ビジネス連携のための包括的フレームワーク上で、ERPやSCMなど多様なパッケージ・アプリケーションや、自社構築した基幹システムを連携させることで、業種・業態別のビジネス・プロセスを統合できることが特徴。