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NTTマーケティングアクト他/二次元バーコード活用型ASPサービスの開発、トライアル

2003年05月29日/未分類

(株)NTTマーケティングアクト、NTT中部テレコン(株)、NTT西日本(株)と松下電器産業(株)の4社は、飲食店や小売店舗等向けに NTT西日本のインターネットアクセスサービス 「Bフレッツ」 「フレッツ・ADSL」 「フレッツ・ISDN」(以下:フレッツアクセスライン)を利用した二次元バーコード活用型ASPサービスを開発し、5月30日からトライアルを開始する。
二次元バーコード活用型ASPサービスとは、飲食店や小売店舗などの本サービス契約者が従来のプラスチックや紙製の顧客サービス用各種カード等の発行にかえ、お客様(店舗等の顧客)の携帯電話等に「二次元バーコード」を配信し、お客様の来店時にそのバーコードを店舗等に設置したバーコードリーダで読取り、データセンタにて認証することによって、会員認証、来店履歴や各種サービス等の利用履歴の把握・分析など顧客管理を行うことができるASPサービス。
同サービスの契約者は、今までのプラスチックや紙製のカード等を発行する代わりに、暗号化された二次元バーコードを携帯電話に配信することによって、従来より短期間かつ安価に、 自店舗の顧客に向けた様々なサービスを提供することができる。
また、お客様(店舗等の顧客)としても、普段持ち歩いている携帯電話等に、各種の情報等を保管できるので、紛失したり携行し忘れることが少なくなり便利になる。
サービスの特徴
(1)安価な初期コスト、メンテナンス不要
顧客管理などのシステムを独自に構築する必要がなく、ネットワークを経由して本サービスを利用するため、初期コストが安価となっており、また、お客様端末の設定・メンテナンスもほとんど不要。
(2)主な機能
・ 二次元バーコード配信機能
会員証、各種クーポンやチケット等に必要な割引等の特典内容や、利用可能期間等の情報を設定することにより、顧客の携帯電話等で利用可能な様々な二次元バーコードを配信する機能。
・顧客管理・認証機能
店舗等に設置されたバーコードリーダで読取った携帯電話等の二次元バーコード情報をデータセンタに送信して認証し、店舗等のパソコンで顧客情報等を確認できる機能。
・利用履歴管理・データ集計分析機能
顧客に配信した二次元バーコードの利用状況が蓄積され、店舗からその内容を参照し、各種の分析などに活用できる機能。
トライアルの概要
(1)トライアルの目的
今後ブロードバンドサービスが急拡大する中、中小規模の店舗等においても導入の手軽さなどの理由からASPサービスを活用したブロードバンドアプリケーションの利用意向が高まると考えられますが、本トライアルでは「二次元バーコード活用型ASPサービス」のサービス性及びマーケット面の検証する。
<主な検証項目>
・ 本格サービス開始に向け、現行サービス仕様の機能およびサービスレベル等を検証
・ お客様ニーズ(店舗側、消費者側)の把握及び分析
・ 店舗等のお客様サービス管理の二次元バーコード化による来店効果等を検証
(2)トライアル期間
平成15年5月30日(金)から平成15年8月31日(日)(予定)
(3)トライアル実施予定店舗数
20店舗程度で当初トライアルを開始し、順次拡大予定
(4)トライアル事業者の応募方法
下記のURLでトライアルサービスの申込みを受け付ける。
URL:http://www.barl.jp/
今後の予定
本トライアルで得た検証結果を踏まえ、NTTマーケティングアクトが本格サービスを今秋より全国エリアで提供する予定。

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