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日本触媒/中国高吸水性樹脂企業化のための新会社設立

2003年06月08日/未分類

(株)日本触媒は、中国高吸水性樹脂(SAP)企業化に向け、中国江蘇省張家港市に新会社を設立・登記した。
 
同社では、SAPをコア事業と位置付け、これをグローバル展開することで世界シェア25%以上獲得することを基本戦略とし、日本・米国・欧州三極で総生産能力23万トン/年を有しているが、基本戦略を達成するため、将来需要の伸張が期待できる中国を第4極目と捉え、昨年来立地の選定、フィージビリティ・スタディを進め、今般新会社を設立した。
 
今後は建設許可証取得等の諸手続きを進め、2003年後半に建設着工し、2004年内に完工を予定。この中国新プラント稼動により、4極での供給体制を確立し、ワールド・ワイドでのSAPプレイヤーとしての地位を堅持・発展できるものと考えている。
 
新会社の概要
新会社名: 日触化工(張家港)有限公司
(英文名 NISSHOKU CHEMICAL INDUSTRY CO. LTD.)
立地: 中国江蘇省張家港保税区付属区 江蘇省揚子江国際化学工業園(張家港市)
設立登記日: 2003年4月24日
総投資額(見込): 4千数百万ドル
総経理(社長): 川村 清(現日本触媒 中国CA建設チームリーダー兼姫路製造所副所長)
事業内容: 高吸水性樹脂の開発及び製造、販売
生産能力: 高吸水性樹脂:30千トン/年

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