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ピープルソフト/J.D. Edwards社買収計画発表

2003年06月12日/未分類

ピープルソフト社とJ.D. Edwards & Company 社は、ピープルソフがJ.D. Edwards社を買収することで最終的な合意に達したことを発表した。
この合意を受け、世界第2位の規模を誇るエンタープライズ アプリケーション ソフトウェア会社が誕生する。今回の合意に基づき、株主は発行済みJ.D. Edwards社株1株につきピープルソフト社株0.860株を受け取る。
2003年5月30日のピープルソフト社株式の終値とJ.D. Edwards社の発行済み株式の評価額を基に計算すると、買収取引額は約17億ドルにのぼる。J.D. Edwards社買収による効果は、無形資産の取得、繰延収益の評価減、パーチェス法による会計処理調整などに伴う償却費を除外した調整した上で、当社の2004年度の収益に反映される見込み。
両社の合併により、年間売上高は約28億ドル、従業員は1万3 000名となり、顧客は150カ国で1万1 000を超えることになる。この買収によりピープルソフト社は、広範囲にわたるサービス業、製造業、流通業、資産集約型産業など20種以上の業界で、さらに足場を固める。
合併の合意に基づき、J.D. Edwards社はピープルソフト社の100%子会社となり、同社の株主は、合併会社の社外発行株式の約25%を所有することになる。合併は両社の取締役会で全会一致で可決され、各社の株式を所有している重役や役員も、合併に同意した。
合併は、第3四半期末か第4四半期初めまでに完了する見込みで、合併による株式の取得について、両社の株主は非課税となる見込み。また、合併を完了するには、法的な審査や両社の株主による承認など、慣例的な諸条件を満たす必要があります。ピープルソフト社の財務顧問はCitigroup Global Markets社が務め、J.D. Edwards社の財務顧問はMorgan Stanley社が務めた。
ピープルソフトについえ
ピープルソフトはリアルタイム エンタープライズを実現するアプリケーションソフトウェアにおける世界的リーダー。ピープルソフトのピュア インターネット テクノロジーは、ビジネスプロセスに携わる顧客、サプライヤ、パートナー、従業員をオンラインでかつリアルタイムに結合。これにより生産性を向上し、コストを大幅に削減する。
ピープルソフトは機能性豊かでかつシームレスに統合されたヒューマン キャピタル マネジメント(HCM)、カスタマ リレーションシップ マネジメント(CRM)、ファイナンシャル マネジメント ソリューション(FMS)、サプライチェーン マネジメント(SCM)のソフトウェアを提供している。同社のソフトウェアは、140におよぶ国々で、5 100社以上の企業に導入されている。
日本では、トヨタ自動車、NTTグループをはじめとする優良企業がピープルソフトを採用している。
J.D. Edwards社について
J.D. Edwards社は、顧客自らがビジネス上の最重要課題を解決できるよう、顧客のビジネスをサポートしている。同社はコラボレーティブな企業向けソフトウェアを提供するだけでなく、コンサルティング、社員教育、サポートサービスなどの事業も手掛けている。
J.D. Edwards社は、顧客の声を注意深く聞き、顧客のために革新的なソリューションを開発し、顧客同士が業績指向的な関係を築けるようソリューションの実現をサポートすることで、競合他社製品との差別化を図っている。
1977年に設立され、デンバーに本社を置くJ.D. Edwards社は、長期的なビジネスパートナーシップを築くことに焦点を絞り、110カ国を超える国々に分散している6 700の顧客同士が、ネットワークを共有してビジネスプロセスやサプライチェーン、企業資産、サプライヤと顧客との関係を管理できるよう支援している。

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